つれづれなる日々

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2002年4月の日々


04/30/2002(火)

『その河をこえて、五月』の稽古を見学に行った。


04/29/2002(月)

パソコンの横に原稿を置いて仕事していたんだれど、どうも原稿が読みづらいので、コンタクトをやめてすごい久しぶりにメガネをかけた。よく見えた。すこーし乱視があるのがコンタクトでは矯正されていないから、元々細かい字は読みにくいんだけれど、こんなに見え方がちがうとは。老眼?てことはないか、近視のメガネなんだから…。

五反田団の稽古を見学。なんでだろ、この『逃げろおんなの人』は、みていると、あの台詞も言ってみたい、この台詞も言ってみたい、と思う。


04/28/2002(日)

こないだ英語ナレーションをやったのの、ちょっと録り直し。自分の声って、録音したものを聞くといつもなんだかふにゃふにゃであまり好きになれないのだけど、今回、やわらかいとか誉めてもらって嬉しい。

お菓子についてくるアリスのフィギュアを集めている。買うのは1日3個まで、と決めているのだけど、きょうは4個買った。そのうち3個がまがいウミガメだった。すでにあまっているのに…。


04/27/2002(土)

髪を切る。前回美容院に行ったのは、去年の11月くらいだったと思う。その後、お正月に日舞の発表会があるからって伸ばしてて、そうこうするうち「エクリプス」が始まって、髪型どうしましょうって演出に聞いたら「そのままで」と言われてそのままにして……、けっこう伸びちゃってた。だいぶ切ってもらったので、歩いてて地面にうつった影を見るとさっきまでとアタマの輪郭がちがっていた。

桜美林大学に、蜻蛉玉の公演を観に行った。建物の、階段やエレベーターのあるすぐ隣の、ロビー部分での公演。客入れをする階段や、向こうのほうの教室、階段の上の空間、建物の外からの声など、空間をすごくよくいかして作ってあった。どうしてもここでやりたかったんだろうなぁ。ハタチの恥ずかしさ。ハタチのすてきさ。


04/26/2002(金)

台湾のバリーから郵便。東京で私が貸した本を返してきたのだ。「エクリプス」が終わって、10日。それまで毎日のほとんどの時間がエクリプスだったけど、終わっちゃったらあーーっという間になんだか遠い昔のことのような気がする。稽古日記は、書いては直し書いては直ししていて、なかなか「これでできた!」とならない。4月ちゅうには書いちゃいたい。


04/24/2002(水)

封筒買いに行けば、行った店に数なくて、もう一軒行くはめになり、切手買いに行けば、数まちがえて買って帰ってきてもう一回行くはめになり。きょうは、そんな日。


04/23/2002(火)

五反田団桜美林大学での公演を観に行った。劇場の中央に平台2枚を3段重ねにした舞台の左右に客席が作ってある。劇場の備品の、照明器具とか、コードとか、脚立とかが、そのまんま壁際に置いてある。客電は、天井の蛍光灯。お客さんの多くは、たぶんこの劇場で演劇公演をやったり観たりし慣れている桜美林大生なんだと思う。入ってきては次々に、
「え? どこでやるの?」(平台の脇の、どーんと空いてる何もないスペースが気になるらしい)
「どこで観るの?」(どちらが正面か、というのが気になるらしい)
「蛍光灯そのままだ」(通常、客電は仕込むらしい)
「照明3台しか吊ってないよー」
「脚立置いてある」
とか驚いているのがおもしろかった。

『びんぼう君』はやはり名作だなぁと思った。気をつかう小学生よりも小学生に気をつかわれてしまう父ちゃんのほうが身近に感じるのは、年のせいかなぁやっぱり。


04/22/2002(月)

仕事で、逗子に行った。でも別に、海に入ったりしたわけじゃありません。3時間ほどがんばって、終わったら、のど痛いし、手首にあざできてるし、腕は筋肉痛。ふぅー。でもすごいおもしろかった。すごいおもしろい映像に撮れてるといいなぁ。


04/21/2002(日)

終日、雨。よく降るなぁ。

夕飯にユッケジャンを作る。野菜を足そうという提案を受け、モヤシ、ピーマン、キャベツ、エノキタケ、豆腐を加える。外食や弁当が続いた後のせいか、びっくりするほどおいしかった。


04/20/2002(土)

きのうは、仕事の問い合わせなどメールをたくさん書き、夜は、五反田団の稽古を見せてもらいに行った。言ってみたい台詞がたくさんあった。

きょうは、新たにいただいた仕事の準備をしたり、「エクリプス」の稽古日記の加筆・修正をしたり。そして、すんごい久しぶりにご飯を作った。おかずは、にんにくレバーと肉野菜炒め。味噌汁の具は、エノキタケ、ニンジン、油揚げ、ネギ。


04/18/2002(木)

午前中、「エクリプス」の片づけ。作業終了後、トラックでゴミを捨てに行く人、バンで高津に小道具を返しに行く人、帰る人……。
「また、どこかで」
と別れる。

駅の反対側の布地屋に寄ってみたら、セール中で、全品2割引。ファスナーと生地を買う。

午後は、家で寝る。ゆうべは2時間くらいしか寝ていない。起きて、夕食。また寝る。夜中に起きてきて、日記を書いている。


04/17/2002(水)

「エクリプス」千秋楽。撤収ののち、打ち上げ。2時半、帰宅。


04/16/2002(火)

夜の公演に、高校の演劇部の女子がたくさんご来場。ルーズソックスの見え隠れする客席って、初めてだなぁ。


04/15/2002(月)

頼まれて、英語のナレーションをする。住宅街の普通のお家で録音したんだけど、救急車の音、カラス、スズメの声、近所の人の布団たたき、風など、いろんな雑音で中断される。お腹がぐーと鳴って「退場」になった人もいた。

「リップノイズ」ってものを、初めて知った。口の中の音。いままで意識したことなかったけれど、そう言われてみると、口の中って、しゃべってる声以外の音がしてるときがある。

録音したものを、聞かせてもらった。なまり方にばらつきがある、って変な言い方だけど、単語によって発音がすごく日本人英語っぽかったり、アメリカっぽいなまりだったり、なぜだかところどころイギリス英語みたいな発音になってたりする。私のしゃべる英語って、たしかにそんなんだ。

日本語だと、録音した声って自分のアタマの中に聞こえている声よりも数段くぐもった感じなんだけど、英語の自分の声は、録音してもあんまり主観的な音とちがっていなかった。TとかPとか、強い子音がわりとあるからかなぁ。

この日記をたぶん見たんだと思うけど、友に、
「マチコさん、ゆりかもめの中でフランス人に話しかけられたんでしょ?」
と言われた。ちょっとちがう。


04/13/2002(土)

用事があって、朝、ゆりかもめに乗った。地下鉄もゆりかもめもパスネットでするする乗れるのが便利だった。


04/11/2002(木)

TNG(新スタートレック)のコミュニケータ(通信バッジ)型のブローチをつけて、夜、混んだ電車に乗っていたら、隣に立っていたヨーロッパ人ぽい男の人が、
「スタートレック?」
って声を掛けてきた。Yes, do you know? (そう、知ってる?)って言うと、
「キャプテン・カーク、スポック…」
Do you know Captain Picard?(ピカード艦長、知ってる?)と聞いてみると、
「イエス」
あの人フランス人だよね?と言う彼に、私は、俳優はイギリス人で、でも役の設定はフランス人だって答えたんだけど、ただのイエスでよかったんじゃないだろうか。なんでこういうところが無意味に細かいんだろう、私は。

その人は、スタトレファンってほどじゃないけど、スタートレックのことは知ってる、ということだった。私たちはとってもファンです。あぁ、そう。

ヴォイジャーなんかの新しいシリーズとか映画は見たことがないけど、ハリウッドのユニバーサルスタジオに行ってショー(?)を見たことがあるとのことだった。スポックはバルカン人で寿命が長いので、カーク船長の番組にも出てるし、ピカード艦長の番組にも出てるんですとか喜んで説明してると、その人の降りる駅が来て、
It was nice talking with you. (話せて楽しかった)
と言って別れた。

コミュニケータをつけて歩くようになって一年ちょっと経つ。いっつもつけてるわけじゃないけれど。こうやってスタートレックずきの見知らぬ人と話ができたのは、きょうが初めてだった。ちょっと嬉しかった。


04/10/2002(水)
注意:TNG Time's Arrow/タイムスリップエイリアン パートIのネタバレがあります。

スーパーチャンネルで、新スタートレック完璧版の放送がきょうから再開された。きょうは、Time's Arrow/タイムスリップエイリアン パートI (5, 126)。

メインタイトルが出る前の導入部のみごとさ! あぁ、やっぱTNGは、いい。後続シリーズVGRのきれいな映像(宇宙空間とか)を見慣れてしまった目にどう映るか心配だったけれど、上陸斑の降り立った惑星のセットがちゃっちかった以外、なんら見劣りがしなかった。ところどころ意味がよくわからないのは、翻訳のせいだろうか? 以前レンタルビデオ(字幕)で見たときには変な感じがしなかったはずなんだけれど…。

ガイナンの、台詞を言った後1つのポーズでじっとしている長いカットがあり、すごいな、かっこいいなと思った。ウーピー・ゴールドバーグがじっとしているからこそ、見ているこちらの想像がうわーっと広がっていく。私もああいう演技をめざすぞ。

艦隊の制服も、私は、TNG第3シーズン以降のものがいちばん好きだ。大好きなTNGがこれからまた毎週TVで見られると思うと、たいへん嬉しい。


04/09/2002(火)

休演日。だらだらだらだら過ごす。明るいうちにビール。あー休日だなーと実感する瞬間です。

最近見てなかった、仕事系、趣味系のメーリングリストに目を通す。


04/08/2002(月)

ヘアクリップを買おうと思って下北沢の街をうろうろ。文房具の目玉クリップ式に髪を留めるんだけど留める部分が櫛状になってるちっちゃいヘアクリップ(百均だったら百円で4個)がなかなか見つからなかった。あすこにならあるかも、と行ってみたら店自体がなくなっていたり。今度、新宿とかも行ってみよう。

劇場入りしてからきのうまで、連日2回ずつ通し稽古や本番があった。だから集合時間もお昼だった。きょうは夜公演だけで、4時半集合。時間的に余裕ができて楽なはずなのに、逆にいままでの疲れが出たのか、終わったら疲れていた。あすは休演日なのでゆっくり休もうと思う。

終演後、きょう顔合わせだった五反田団がまだこれから稽古もする、というので、稽古を見せてもらいに行った。二人芝居の『びんぼう君』。もう始まっていて後半半分くらいしか見れなかったけど、あぁ次回もおもしろいんだなーと感心して見ていたら、演出の前田司郎くんが、(本番は)いまやったのと逆の配役でやることにします、とアナウンス。きょうは超レアバージョンを見れたわけで、とってもラッキー。


04/07/2002(日)

3日めのきょうも、昼と夜と2回公演。友から紅茶をいただく。「エクリプス」の稽古・本番は忙しいといっても楽しい忙しさだったからいままでそんなに気にならなかったけど、あーそういえば最近葉っぱの紅茶をいれて飲むようなゆったりした時間って持ててなかったなー、ということに気づく。

作者バリー・ホールさんがあす台湾に帰るので、終演後簡単なさよならパーティー。


04/06/2002(土)

電車の中で見た御岳登山鉄道のポスター。写真が3枚あって、「ケーブルカー」「カタクリ」「リフト」、だったかな?とにかく、しりとりになっていて、しりとりずきの私は一人にやにや。

『エクリプス―蝕―』2日めのきょうは、昼と夜と、2回公演。


04/05/2002(金)

『エクリプス―蝕―』初日。


04/04/2002(木)

友のとこに赤ちゃん誕生。おめでとう。

夜、ロンドン在住の友に思いがけなく会う。あたりまえだけど、しゃべってる英語がイギリス英語になっていて、なんだかおもしろかった。


04/03/2002(水)

第2回および第3回のゲネをおこなった。段取りとかいくつか変更になる。公演二日前に変更、なんていったら、パニックしそうなもんだけど、いままで稽古自体充分な時間をかけてやってきて他の部分はしっかりしてるから、ちょっとの変更があってもけっこう大丈夫だ。それに、あぁ、そりゃこれはこう変更したほうがよくなったよ、と納得が行くので、それほどストレスにならない。


04/02/2002(火)

おもしろい日記ナンバー1と私が思っていた、泊達夫さんが、日記をやめるという。ががーん。楽しみにしてたのに。

『エクリプス―蝕―』は、第1回ゲネプロを無事終了。ゲネというのは本番直前にすべて本番どおりにやる最後の舞台稽古ってことだから「第1回」って変なんだけど、今回の作品は、構成は複雑だし、作家が現場にいて演出家と話し合いながら進めてる部分もあるし、劇場入りしてからたくさん稽古する時間が必要ということで、ゲネプロ(というか、まぁ、通し稽古)を6回やってから初日を迎えるというスケジュールだ。


04/01/2002(月)

『エクリプス―蝕―』仕込み。先日通し稽古を見に来た青年団の友が、さらに感想を述べてくれた。こういう友がいるって、嬉しいな。


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