つれづれなる日々

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2006年4月の日々


04/30/2006(日)

夜、いえの人と近所の友と3人で飲んだ。私にビールをついでくれた友が、つぎすぎてあふれる!と見るやすかさず水飲み鳥のように隣から首を突きだしてちゅーっとあわあわのところを自分で飲んで、あふれるのを未然に防いだ。素早い、予想外の動き。相手が私じゃなきゃこんなことしないよと言っていたけど、あんなの初めて見たよ。すごいや。


04/29/2006(土)

稽古が休み。この後本番まで1日も休みがないので、とにかく本気で休む。とはいえ、テーブルセンターは、作った。長方形の3枚と円形1枚。

明日の稽古中止、との連絡が入る。お、それではあの公演を見に行こうか、と関係者へ予約お願いのメールを書くが、やっぱり休養日にしようと思い直し、送らず。


04/28/2006(金)

布系作業の続きとして、テーブルセンターを作り始める。アイレットレースの生地を長方形に切り、端を折り返した上にアイロン接着テープで綿レース(縁飾り)を付ける。綿レースと接着テープは、2月に『ヤルタ会談』のテーブルクロスを新しくするとき、なかなかぴったりの物がみつからなくて「じゃぁもう作っちゃおう」と思って購入していたもの(結局、よいテーブルクロスがどたんばで見つかった)。やっと出番が来ました。

椅子用クッションに固定用ゴムテープをつけてみる。しまった、椅子の座面の厚みを計算に入れてなかった。でもまぁ、切っちゃったゴムを無駄にせずに直す方法を考えついたので、セーフ。ベルクロ(マジックテープ)を縫いつけるのは手では大変なので、まとめて持ち帰って家でミシンで縫ってくることにする。ゆかちゃんに、
「ベルクロはバルカン人の技術なんだよ」
とエンタープライズのネタを話す。


04/27/2006(木)

11個のクッションをダッフルバッグに入れて運ぶ。重くはないけど、かさばるね。途中で寄った歯医者で、
「きょうは大荷物ですねぇ」
と先生に言われ、実はこれこれですと出して見せたりした。

劇場に着くと、タタキが終わってミーティング中だった。舞台美術家が、このクッション(柄が全部違う)はこの椅子だな、と次々椅子にクッションを置いていった。うわ、きれい。よかったよかった。中に綿を詰めた口をまだ縫い閉じてなかったので、自主稽古の合間にその作業をした。

「5文字バトン」というのが面白そうだったので、お友だちのところから拾ってきてやってみた


04/26/2006(水)

残り7個分のパッチワークをしたところで力つきる。家の人と食事をして、その後1時間ほど寝る。それで元気になって、ミシンでの作業はとにかく全部終わらせた。後は、詰め物を詰めた後の口を縫い閉じて、椅子に固定するためのベルトを取り付けるのみ。これは稽古場でぼちぼちやろう。


04/25/2006(火)

引き続き、クッションを作る。きのうパッチワークした2個を、試行錯誤しながらクッションに仕立てる。さらに、おもて面を2個分作製。


04/24/2006(月)

『上野動物園〜』の装置作成(タタキ)日。私は単独で布物の作業。舞台が喫茶店で、その椅子に置くクッションを作るんだけど、全体として統一感はあるけど1個1個ちがう感じ、というのを目指していて、考えながらの作業はなかなかはかどらず。きょうは、おもて面のパッチワークが2個できたのみ。


04/23/2006(日)

富士見で稽古。鶴瀬駅に、ちょっと早めに着いたので、キラリ☆ふじみまで歩く。街路樹がハナミズキで、入院している人を訪ねて以前ときどき行っていた病院にもハナミズキが咲いていたことがふと思い出され、涙ぐむ。

稽古開始の前に、バミリ。舞台装置はまだないので、劇場の平台や箱馬を使って床面をあげたり、喫茶店のカウンター代わりに置いたり。そして持ってきた椅子やテーブルを配置する。なるほど、こういう位置関係なのか。


04/22/2006(土)
注意:前田司郎作『ノーバディー』のネタバレがあります。

明日から、『上野動物園〜』の稽古は、キラリ☆ふじみで行う。それできょうは、アゴラで使っていた小道具、置き道具、本番用の衣裳などを、移動するため梱包してトラックに積み込んだ。

夜、ENBUゼミの卒業公演『ノーバディー』を見に行く。五反田団の前田司郎くんの作・演出。テロだかなんだかわからないまま次から次へと人が死んでいく、最後はそこら辺じゅう死体だらけ、という話で、「卒業公演!」という華やかさが全然ないところが逆に見ていて気持ちよかった。でも、登場人物一人一人に見せ場(というか「これは私のシーン」という部分)があって、きちんと卒業公演になっていた。客演の人たちが、うまく溶け込んでいるけどでも圧倒的にうまくて、「俳優の仕事とはなんなのか?」ということは常日頃私が考えたりちょっとは悩んだりしていることなので、その答えが少しわかった気がして勇気づけられた。


04/21/2006(金)

午前中、『東京ノート』の稽古。6月に東南アジアツアーがあるので。再演の演目は、2年ごとに劇団内オーディションがあって、キャストがかわっていく。『東京ノート』も今年だいぶ人が入れ替わった。初演が94年だから12年めか。家族では、今回、長男の嫁、次女、三男が新しい人になった。

あいた時間に、ビザ申請用の写真を撮りにいく。最近の機械は、撮り直しができるんですねー。利き目がもう一方の目の2倍くらいの大きさに写ってしまって、撮り直してもそうなっちゃって、あぁ、目をキッと見開くからいけないんだと気づいて、3度めにやっとなんとか納得のいく写真が撮れた。

『上野動物園〜』は、初めての通し稽古。

先日、「マチコさんから苦言を呈されて……」と言った人がいて、あれれと思った。「苦言」というのは「言われる人にとってはいい気はしないが、その人のためにあえて言う忠告」っていう意味なんだけど、私は「その人のために」「忠告」をしたつもりは全然なくて、自分にとってわからないことを質問しただけだったから。だから、自分の言ったことを「苦言」と言われて、変な感じがした。でも、それからいろいろと考えて、わかったのは、何かが「苦言」であるかどうかは主観的な判断であって、「誰にとって」苦言なのか、というのがいつでもついてまわるんだということ。つまり、聞いた人が、「言われていい気はしなかったが、自分のために言ってくれた忠告なのだろう」と思ったんだったら、言った私の意図に関係なく、それはその人にとって「苦言」ということになるわけだ。いまのところ、そのように理解している。


04/20/2006(木)

私の実家は、夜とても静かである。しかも今朝は雨。さらに静かで、ゆうべ早く寝たのに昼近くまで寝てしまった。

夕方からアゴラで『上野動物園〜』の稽古。


04/19/2006(水)

私のケータイは、2つ折れで、横っちょのボタンを押すとパカッと開くタイプ。今朝、机の高さから床にケータイを落としてしまい、そのボタンが取れちゃった。一応、中の小さな突起を押したら開くんだけど、ちょっと不便。ケータイは、乱暴に扱わないほうがいい。

取ってきたい物があり、実家に行く。新幹線の中で『ソラリスの陽のもとに』を読む。へぇー、こういう話だったのか。長野は桜が満開だった。夕飯に、イカスミ炒めと煮物を作った。ブロッコリーもゆでた。


04/18/2006(火)

歯医者。順調。

アゴラで、夏のサミットの英語の校正。稽古まで時間があいたので、2時間ほど仮眠。

稽古の後、カレー屋で飲んでいる人がいるという情報を得て、合流。ギネスを飲んだらくじ引きがあって、ハンカチが2枚当たった。


04/17/2006(月)

えっと、いつだったか忘れちゃったんだけど、先週くらいに、キルトの洗濯をしました。備忘のために、どうふにやったか書いておきます。

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アゴラの事務所用に作ったパッチワークののれん「混沌」がだいぶ汚れたので、以下の手順で洗いました。

  1. 畳んでぬるま湯に入れ、押し洗い
  2. 水を換えてもう1度
  3. ネットに入れて、洗濯機で脱水
  4. ぬるま湯に洗濯洗剤を溶かし、畳んだのれんを入れて押し洗い
  5. 水を換えてもう1度
  6. ネットに入れて、洗濯機で脱水
  7. 汚れ落ちをチェック
  8. ぬるま湯に洗剤を溶かし、まだ汚れている部分をなでるようにして部分洗い
  9. ネットに入れて洗濯機に入れ、手洗いモードですすぎと脱水
  10. ハンガーに掛けてほす
薄い色の部分の手垢がめだってきてたんだけど、きれいになりました。
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以下はきょうの日記。

電車の中で、20代前半くらいの女子が、自分の行ってる会社についてもう1人の20代前半女子に説明していた内容が、私には大変新鮮だったので、ケータイメールを打つふりをしてメモしておいた。
「『泊まり込みとかいいですよー。ウソですけど』とか言ったんだけど」
なんかね、ウソだって言ってるのに本気にされちゃったというような話。
「ウソとか、通じないんだよねー」
それ、私にも通じないと思う。泊まり込みの仕事をする気がないなら、どうして最初に「いいですよ」と言うんだろう?わからん。

『上野動物園〜』は、私の出てるシーンの稽古が久しぶりにあった。

夜、ミステリチャンネルで『刑事タガート』を見る。かっこいいね、マーク・マクマナス。


04/16/2006(日)

「紅一点なので、ガンバリマス」と言った人がいた。「紅一点」って他人のことを誉めるときに使うんじゃなかったっけ? 自分のこと「紅一点」って言うっけ? なんか違和感あった。『お言葉ですが…』に書いてあったような気もするが、どうだったろうか。「枯れ木も山のにぎわい」というのは自分のことをへりくだって言うんで、「枯れ木も山のにぎわいですからあなたもぜひ参加してください」とか言っちゃダメなんだって習ったけど、それの反対なんじゃないのかな?

コトバの誤用、ということでもう1つ思い出したので書いておく。「あわよくば私からチケットを買ってください」とか「予約は前日いっぱいということになっていますが、あわよくば夜10時までにはご連絡ください」というようなことをメールで言う人がいて、それはどうも、「もしよろしければ」という意味だとカンチガイしているらしい。


04/15/2006(土)

自主稽古の後、懇親会。肉を食べた。


04/14/2006(金)

アゴラに行ったら、先日買って袖丈を直してもらっていたスーツ(『東京ノート』衣裳)が届いていた。

稽古で、長い台詞の途中で、台詞を忘れてしまった。


04/13/2006(木)

稽古が休みなので、映画を見に行こうとか洗濯をしようとか思っていたんだけど、結局なにもせず。


04/12/2006(水)

オーディション最終日。その後、『上野動物園〜』稽古。

夜、富士見にてSPAC『酒神ディオニソス』観劇。アフタートークで鈴木忠志さんが言っていた、戯曲は書き言葉であり、ただしゃべっても表現にならない、舞台で表現するにはそのための身体やしゃべり方のスタイルが必要だ、という話が興味深かった。


04/11/2006(火)

午後、歯医者に行く。こないだ炎症を起こしたところは心配していたような事態ではなかったらしく、このまま治療を続行することになり、一安心。でも、麻酔したり切開したりで、オオゴトはオオゴトだった。雑誌3冊買って帰る(歯が痛いとき、じっと寝てるとなおさら気になるし、かといって本を読むほどは気持ちを集中できないので、雑誌を読むことにしている)。


04/10/2006(月)

冬に『ソウル市民』3部作(『ソウル市民』『ソウル市民1919』と新作)の公演があり、きょうから3日間、その劇団内オーディション。決まったシーンの台詞を覚えていかないといけない。今回は、「そのシーンに出ている全員の台詞を覚えてしまう」という作戦で臨んだ。たとえば、
A「きょう早いね」
B「え、そんなことないでしょ」
A「だっていつもギリギリじゃん」
B「そんなことないよー」
C「あれ、どうしたの?きょう」
B「なに?」
C「もういる」
A「ほら」
B「なんでよー」
という会話でBの役をやるとして、AやCの台詞も全部覚えちゃう。どうしてそういうことしてみようと思ったかというと、自分の台詞だけ順番に覚えていると、相手の台詞が終わったかどうかわからなくて変な間が入ってしまったり、なにかのきっかけでだれかが台詞をすっ飛ばしたとき1個ずつずれたまましゃべっちゃったりする危険があるから。こないだ、ある人から聞いた、「落語家が演劇公演に出演したとき、『つい相手役の台詞も全部覚えてしまうので、舞台上でも相手の台詞が気になって、とても疲れた』と言っていた」という話からヒントを得た。だれかに相手役をやってもらわなくても自分1人で練習できて、なかなか便利だった。戯曲1本まるごと覚えるなら大変かもしれないけど、オーディション箇所は各1ページ程度だったから。

『上野動物園〜』の稽古は、きょうからしばらくアゴラの稽古場。


04/09/2006(日)

きょうは私は稽古できる箇所がないので、お休み。明日から冬の公演のオーディションなので台詞を練習。ホームページに掲載している「松田弘子 出演情報」が去年の秋からほったらかしっぱなしだったのもアップデート。あとは、推理小説を読んで、それととにかく寝て最近の睡眠不足を解消。それはいいんだけど、気がついたらもう夜の11時半だった。今夜、眠れるのか?


04/08/2006(土)

衣裳は、演出家に見てもらってOKが出れば決定、というシステムだ。おとといのデパートに、演出家と一緒に行く。試着室に入ると店員さんが、
「ご主人お呼びしましょうか? 中でご一緒にお待ちいただけますよ」
と言う。説明したりでいろいろとしゃべらないといけないのが面倒くさいので、
「いまはいいです」
とだけ答える。試着して出てきて見てもらっていると、
「このレースはお取り外しできますので、普段用にもお使いいただけます」
とか店員さんが説明するので、演出家は生返事で聞いている。演出家もいろいろと大変だ。

『上野動物園〜』稽古3日め。その後ひき続き、台詞を覚えるための自主稽古。

夜は、山形の友と久しぶりに会い、飲む。


04/07/2006(金)

『上野動物園〜』の稽古2日め。欠席や早退の都合で、私のシーンは稽古なし。今週いっぱいは小さなスタジオでの稽古なので、稽古のないとき所在なくて困る。

稽古の後ゆかちゃんと、『ヤルタ会談』の衣裳や小道具の整理をした。こないだの北米ツアーで物が増えたので、クリアケースをもう一つ増やそうかとも思ったんだけど、詰め方を工夫してすませた。ゆかちゃんのブーツの箱の中に私のブーツも一緒に入れるといった裏技も駆使。

久しぶりに行ってみたウェブサイトに「ホームページ前面改訂決定」と書かれていた。変換ミスかな?と思ったけど、2カ所「前面改定」が出てくる。もしかしてこの人は、それが正しいと信じているのか? しかし、日本語って同音異義語がいっぱいある。「前面」と「全面」、「反面」と「半面」、「科学」と「化学」、「私立」と「市立」。日本語っていうか漢字語だけど、そして科学や私立はたぶん翻訳だったんだろうけど、最初にその言葉を作るとき、「耳から聞いたときに区別がつかなくて混乱を招く」ということに気づかなかったんだろうか。でも、字で書いてあるのを読むときは、漢字語、コンパクトでわかりやすいしなー。


04/06/2006(木)

The Picard Song(大きいよ)が1日アタマから離れない〜。

『上野動物園再々々襲撃』の稽古がきょうから本格的に始まった。10時から稽古なのに、ゆうべなかなか眠れなくて、私は最初からぼーっとしてしまった。ダメだ、こんなことじゃ。それにしても、いま台詞を読んでみると、4文字ごとくらいに、「どういう意図でだれにどういうふうに話しかけているのか」がかわっていっているように見える。初演のときは、もっとずっと大ざっぱにしか台詞をとらえていなかった。ちょっとは成長したのか? それとも今がただ単に考えすぎ?

その後、6月からの『東京ノート』の衣裳を探しに新宿へ。もう12年同じ衣裳でやってるので、この機にかえようと思って。私は婦人服売場の接客が苦手なので、自分の服を買いに日本のデパートに入るのは、ホントに何年ぶりという感じだった。ちょっと見てると、「ブラウスをお探しですか?」とか「こちらのワンピースともおあわせいただけますよ」とか「ご用途は?」とか親切そうに親しそうに店員さんが声を掛けてくる。問題は、この人たちは商売でやっているんで、心から親切でも親しくもない、というところなんだと思うんだけど、とにかくうるさくてわずらわしくて、ゆっくり見れなくて、私は苦手です。そして微妙に脅迫的なんだ。「うちは、(売り場面積はさほど広くないけれど)品揃えは、全国一なんです」そして「このおサイズは、少ないですから……」、つまり、ここで探してこれしかないんだからこれを買うしかないでしょう?って言ってるわけ。今回はどうしても衣裳を探さないといけないからがんばって踏みとどまったけど、自分の買い物だったらもういやになって帰ってしまっていたと思うよ。

よさ気なスーツがそれでも見つかったので、取り置きをお願いして伝票を書いているあいだ、今度はそのデパートのカード会員になるよう勧められた。
「前に入ってたんですけど、こちらではほとんど買い物をしないので、やめたんです」
「きょうの分だけでも5%引きになりますから、お得じゃないですか」
「年会費とか考えると、結局得にはならないので」
「初年度は無料です」
「知ってますけど、次の年から掛かるでしょ」
「一度入って、そのときおやめになればよろしいじゃないですか」
「いや、入る気ないですから」
「通常、入会のお手続きに○週間くらい掛かるんですけど、ご記入いただいてご郵送いただければすぐにお入りいただけますので、その書類をお持ちしましょうか。ねぇ、いまお決めいただかなくても」
「あの、ホントに、入る気ありませんので」
それでやっとあきらめてくれた。こんなことにエネルギーを使いたくないです。


04/05/2006(水)

電車の中で聞こえてきた会話。
「こっちの人って、神奈川とか住んでても、東京、普通に行ったりすんの?渋谷とか」
「うん、そうだよ」
大学とかの新1年生かな?

日本に帰ってきて、気になる音がある。それは、カンカンとかズルズルとかの靴音。カナダやアメリカではあんまり聞かなかった気がする。ヒールがコツコツいうのはある程度いいんだけど、ミュールっていうんですか?ツッカケで階段を無防備に降りるときのカスタネットのような響く音、同じくツッカケの固い底をズルズルズルズル引きずって歩く音。私はそういうのがキライです。かっこわるいと思う。思わない?

夜、あなんじゅぱすの『んぐまーま』のゲネプロを見た。岩下徹さんの、これはダンスっていっていいの? 毎日見に来たいなぁ。


04/04/2006(火)

歯科医へ。帰りに駅ビルでご飯を食べたり書店をのぞいたり。ハングル検定関係の本が以前に比べて減っているような気がした。韓国語学習ブーム、終わり?

家に帰ってネットで調べてみた。ハングル検定、各級の出題範囲がかわったらしい。それで参考書がまだ追いついてないってことか……。


04/03/2006(月)

きょうから活動開始する予定だったが、結局、出掛ける時間までだらだらしてしまう。

夜、多田企画『別』を見に行く。ほぼ全編人工方言で語られるので、「だいたい」しか意味がわからない。そしてだんだん、あぁこの言葉はこういう意味だ、とわかってくる。それがおもしろかった。ただ、その方言、ちょっと弱い感じがして、意図がわかるだけに残念に思った。弱いというのは、たとえば、共通語にない音や文法がないから、言語の全体が、共通語より小さい。「共通語のサブセット」におさまってしまっている。これが、共通語に足していく部分があったらよかったんじゃないだろうか、方言にはそういうところってあるよね、と思った(共通語に直訳できない語彙というか概念のくくり方はあったようだけど、音とか的にも、ということ)。そして、そういうことを考える自分というのは、ホントに「言葉」というものに興味があるんだなぁ、ということも思った。


04/02/2006(日)

1日寝倒す。やはり、思っていた以上に疲れているようだ。


04/01/2006(土)

ミュンヘン経由で、先発帰国組4人、無事成田に着く。
「これで荷物が出てこなかったら笑うね」
と言いあう(北米ツアーでも東欧ツアーでも、預けた荷物が届かなかったことがあった)が、ほどなく荷物も無事到着。お疲れさま、さよなら。

バスで帰宅。2日ほど前から歯が痛むことをいえの人に相談したら、とりあえず歯医者の先生に状況を連絡だけしておいたほうがいいと言われ、メール。折り返し、きょう診ていただけると返信あり、とるものもとりあえず出掛ける。そうとう疲れた顔をしていたようで、炎症を起こしているからきょうはお風呂は入らないように言われたにもかかわらず、
「でも、お酒は飲んでいいですよ。飲まないとストレスになっちゃいますからね。きょうは、飲んだほうがいいですよ」
と言われる。インプラントの診療の方針を、変更するそうだ。

帰宅して、眠いかと思ったらそうでもなくて、メールを読んだりなんだり、パソコンに向かっていた。いえの人が帰ってきて、近所の居酒屋へ行く。久しぶりに行ったんだけど、メニューもサービスも微妙に低下していた。


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