つれづれなる日々

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2009年8月の日々


08/31/2009(月)

大学のときの友人たちと、井の頭公園内のレストランで昼食。前に花見で会って以来だから、4年ぶりか。子供の顔に見覚えないはずだ。小学生って、4年たったら別人だよね。

台風なのですいていたけれど、この雨の中、井の頭公園にはそれでもカップルがちらほらいた。タイ料理のランチを食べて、ギネスなんかも飲んで、その後、駅の近くでお茶した。小学6年生が、スターウォーズの歌を教えてくれた。「帝国はとてもつよい〜」というのは聞いたことがあるけど、ノンちゃんの歌詞は、「牛乳とコッペパン、コッペパン」っていうの。お返しに「ゴジラゴジラゴジラとメカゴジラ」を歌ってあげた。

思い立って耳鼻科を受診。なんだかここ数カ月、人の声がよく聞こえないときがある気がするので。聴力正常とのこと。ほっと一安心。

夜、引き続き英語の仕事をする。


08/30/2009(日)

フランスからの友を迎え、「祖師谷温泉に入って、それから飲む」会。フランスの友に、日本でどこに行ったのか聞いたら、広島で原爆ドームを見た、資料館を見た、宮島に行った、靖国神社に行った、
「それから?」
「……ラブホテル」
パチンコ屋にも行きたいそうです。メイドカフェも行きなよ、って言っておいた。

帰宅して、夜中に英語のことで、むきになってるのかと思われるくらい(いや、わかんないけど、)たくさんメールを打った。


08/29/2009(土)

スイス公演の荷物の計量・パッキング。私はおもに「ヤルタ会談」の小道具や装置関係のものを詰めた。

夜、今月末で閉店する居酒屋かどやに友だちと飲みに行くことにしてたんだけど、お客様がいっぱいで入れなくて、近くの別の店で飲む。友と私が大口論になったり、友が腕組みしたまま眠り込んでしまったり、他の友だちたちはどうしたらいいのかおろおろしてたと思う。すみません。かどやは、移転先が決まったそうで(あとで挨拶だけしにいった)、よかった。


08/28/2009(金)

「足首を回す」という感じのことをする。先生は、「足を回す」でも「足の親指を回す」でも漠然としすぎている、足の親指のどの一点を回すのかを意識しなければいけない、そういう命令の出し方をしないと身体は動かない、という。そうやって足の親指の一点をピンポイントで意識して足をぐるぐる回していると、急に、利き足とそうでないほうの足の動きの質の違いが明確にわかった。逆に言えば、それまで、そういう違いが出てるってことに気づいてなかった。身体の認識がおおざっぱすぎたね、今まで。そしてそうやって足を回したあと、足裏の感覚が鋭敏になってた。ホントいままでおおざっぱなとこでやってたよ、自分。

おおざっぱといえば、相手の背中にてのひらをあててリードする(前に進む、右に曲がる、というような指示をてのひらで伝える)というのをやったとき、ワークショップ参加者が相手だとそれなりに動いてもらえるのに、ベテランの人や先生が相手のときには私の思うように動いてもらえないということがあった。制御しきれてない情報がてのひらからたくさん出ているから、どうしてほしいのかわからないということだった。レベルがちがうんだ。すごいなぁ。素直に感嘆。

きょうの足裏もそうだし、先月日野先生の東京セミナーに参加させていただいたときも、あ、いま身体の感じが全然ちがった、という瞬間があった。そういうのを日々積み上げていけるようになりたい(日野先生はきっと、なりたいじゃなくて、なるんや、なってください、って言うだろう)。

銀座一丁目で打ち上げ。


08/27/2009(木)

きのう身体塾でやった縦系の連動のせいか、表現塾でアイ・コンタクトのゲームをしたときにクラウチングスタートみたいな格好で首だけあげて周りを見る時間が長かったせいか、首が前も後ろも筋肉痛。あと、脚の前側と後ろ側。

身体塾では、「ねじれ」をやった。たとえば肩が、どの方向にどういうふうにねじられているからどこへどう戻って(ほどけて)いくのかといことを、自分が、身体が実際にどうなっているのかに関心をはらわず頭で勝手に決め付けて動かしていたことを知る。「縦系の連動」に腕の動きがつく、というのもやった。お、けっこう調子よくいってるじゃんと思った矢先、先生に、「それはやってる気になってるだけ」と言われ、その指摘があまりに的を射ていて、「そのとおりです。すっかりやってる気になってました!」と答えるしかなかった。

表現塾では、何かやったとき「ダメ」と言われたからといってぜんぜんできていないわけではない、ということを先生に言われて少し嬉しくなる。初心者の私はおおざっぱな3段階評価みたいなもんだから、「出来てる」と思う範囲も広い。それが、わかってる人はきっと20段階評価くらいなことをやっていてその評価基準でみるから「ダメ」と言われちゃう。失敗して、失敗して、消去法で正しい方向にだんだん照準を合わせていけばいい。そういうことがわかったから。


08/26/2009(水)

後ろ脇腹中心に筋肉痛。きょうはお弁当を作っていこうと思ったのに、やっぱりギリギリになってしまい、新木場のコンビニでいろいろ買う。

武道というのは相手を尊重して倒すのだ、との先生の言葉にものすごく感銘を受ける。あなたはこうやりたいんですよね、こう行きたいんですよね、はいはいそう行きますよ、と相手にぴったり合わせていくってこと。でもその言葉さえ私は、最初に聞いたときおおざっぱにしか聞いていなくて、「相手を尊敬して倒す」だと思っていた。後で先生に質問したとき、さっき相手を尊敬して倒すって言っていたのとどう関係するんですか?と聞いたら、尊敬?……尊重だろう、尊敬はしないよ、と言われた。

このワークショップにはダンサーがたくさん参加している(むしろ中心はダンサー)んだけど、ダンサーの人は何をやっても動きがきれいというか、「胸骨を前後に動かす」とか「胸骨から尾てい骨に一瞬で意識を移す」といった目的があってもなくても、どう動いても、ダンスの枠の中の動きになるようだ。驚いた。ダンス公演を見にいくと、演技したりしゃべったりをつるっとダンスに取り込んでいるものが多くて、「ダンスの人は自由だなぁ」とうらやましいように思っていたんだけど、私に隣の芝生が青く見えてただけでダンサーも案外不自由なのかもしれないなと思った。


08/25/2009(火)

きょうから4日間、日野晃先生のワークショップに参加する。ワークショップ自体はきのうから始まっているが、私は公演があったので2日めからの参加となった。

朝から、「身体塾」「即興塾」「表現塾」と3コマ。充分余裕を持って出掛けたはずが、千代田線がとまってしまって途中で経路変更しないといけなくなり、あせる。しかも、ワークショップの開始時間が「11:00」と書いてある資料と「11:30」と書いてある資料があり混乱。きのうから参加している友だちに確認し、11:00の開始に間に合うよう向かう。

身体塾で、いきなり、数をたくさんやる千本ノックみたいな稽古があり、脇腹から背中が筋肉痛になる。ある動作について、この人の何がまちがっているのかと先生が周りのみんなに聞いたときだれも答えられなかったのがものすごく印象に残っている。先生に説明されてみれば、とらなければいけない動作とその人の動きがかけ離れていることは一目瞭然なのに、目の前のことを、見ているはずなのに、自分は何も見ていなかった! 人は自分の見たいものしか見ていない、ということに愕然とした。

即興塾では、2人組みでてのひらを合わせ、下の人のリードにあわせて動くというのをやった。うまくいってるようにも思うし、こんなもんなのかなとも感じるし、確かな手ごたえをつかみかねていた。先生とてのひらを合わせてみたとき、接触面が大きいというか、ぴったり合わさるのに驚いた。他の人の手とは、点と点でしか触れていない感じだったんだ。その後は、てのひらの触れている感覚にもっと注意を向けられるようになった。というか、こういうことも、最初に説明を聞いただけでは雑にやっちゃってたんだなぁ。

夕食後の表現塾では、組んだ(2人組みでやる内容が多い)同士で相手が「できている」かどうか判断することが多く、きのう(ワークショップ1日め)参加していない私としては、何をもって相手が「いい」と言い「ダメ」と言っているのか理解できずとまどった。まぁ、2日めからしか参加していない自分が悪いんだからしかたがない、という気持ちも、いまはわからなくても明日はもうすこしわかるようになるかもしれないから様子を見よう、という気持ちもあり、割りとおとなしくしていた。終盤に、12人ほどのグループになり、そのうちの2人がみんなの前で即興塾できょうやったワークをして、見ている人たちがその2人が一体となって動いているかバラバラになっちゃってるか判断する――というのをやった。だいたいみんな始めたとたんに「バラバラです」と言われて(ベテランそうな人が何人かいて、だいたいその人たちが発言していた。私なんかは、何をどう判断してるかまったくわからないから、なんにも言うことができなかった)終わりになっちゃうんだけど、とにかく、私にはまったくわからない判断基準で、自信に満ちた、自分に疑いを持っていない人に否定される、という繰り返しは、ものすごく消耗した。ぜんぜんわからないから人のやるのを次も次も次も黙って見ていたら、ベテランそうな人に、
「ぜんぜんわかりませんか?」
と言われ、
「どうしてダメと言われるのかも、どうしてダメと言われないのかも、ぜんぜんわかりません」
と答える。そのうち、向こうで見ていた先生がこちらに来て、ほらこの人はものすごく一生懸命になってるだろ?、こっちの人は何もしていないだろう?、何を見ればいいか、ものさしをはっきりさせればいいだけだ。ものさしをはっきりさせないと好き嫌いでしかものが言えない、ジャッジするものさしをはっきりさせるというのは、自分をつくりかえることだ、と説明してくださって、これからどういう態度で臨めばいいかという方向性は納得がいった。

洗濯して寝る。


08/24/2009(月)

秘密公演。開場直前まで稽古。開場直前に慌てて友だちに送ったメールを後で見たら、誤字だらけ。焦ってた様子がまるわかり。


08/23/2009(日)

きょうも秘密稽古。夜、仕込み。きょうのうちに照明も客席もだいたい仕込むことができた。


08/22/2009(土)

午後から夜まで演劇の稽古。帰るときホームで友だちとばったり会って、前々から行こうと言っていた西永福の飲み屋に突発的に行く。引越す前によく行っていた店。メニュー構成はだいぶかわっていたが、おじさんも板前さんも前と同じ人で、なつかしかった。相変わらず美味しかった。


08/21/2009(金)

トーストに、いただきもののブルーベリージャムやいただきもののイチゴプリザーブをのっけて朝食。いただきものの夏みかんマーマレードとかいただきものの蜂蜜もあるので、今度ヨーグルト買ってこよう。

仕事の打ち合わせで人に会う。業務の話もしたけど半分は愚痴になってしまった。でも思ってることを言葉にして出すことで、次に進む活力がわく、ということもあると思う。お互いに。

サンマの開きで夕食。主食は、ゴーヤとジャガイモと残りご飯を炒めた名付け得ぬもの。不思議に美味しかったけれども。夕食後爆睡。夜中にめざめて、しばらく眠れず。


08/20/2009(木)

いろんなことが大詰めに向かってうねるように動き出している。


08/19/2009(水)

なんだかんだしてるうちに出掛ける時間になる。出掛ける。友だちと会う。飲む。


08/18/2009(火)

「東京ノート」と「ヤルタ会談」の海外公演(来月、スイス)についてのミーティング。旅程等の確認のあと、衣裳小道具等荷物の計量。たくさんの人が1つの部屋のあちこちでそれぞれの仕事をしていて、空気がわんわんいうようだった。

終わって友だちとカレー屋。友はカレー、私はお茶。最近起きた、自分の中でどう納得していいのかわからないでいた事柄を、友だちにはなしてみた。納得のいく見解を得られたよ。

アゴラに戻ったら、観劇に来ていた別の友に会い、カレー屋でカレー。「また来ちゃいました」と言ったらお店のおねえさんにが「おかえりなさい」と言った。

夜、さらに別の友だちたちと、バータイムのカレー屋に行った。


08/17/2009(月)

東京大学駒場博物館の前を通ったら「小穴純とレンズの世界」という特別展をやっていたので入ってみた。いろんなことについて小穴さんはこう言っていたという語録が面白かった。あと、昔は「婦人計算手」という職業があったというのも興味深かった。


08/16/2009(日)

「東京ノート」の稽古のあと、翻訳の件で人に会う。夜は久しぶりの友だちと飲む。

最近、「リア友」って言葉を見かけたんだけど、こうなってくると「リア王」ってのも違う意味に思えてくるね。


08/15/2009(土)

きょうは、アクリル絵の具で紙粘土に色をたくさん塗りました。


08/14/2009(金)

「東京ノート」、通し稽古。「ヤルタ会談」小道具作り続行。

穴のあいたバケツでがむしゃらに水を汲み続けるのは努力じゃなくてやった気になってるだけ。自分を向上させるためにはバケツにあいた穴を埋めていくべきである。という話は、山本鈴美香のテニス漫画「エースをねらえ!」に出てきた比喩なんだけど、友だちと話していてこの話をしたら、足に水がかかるのにバケツに穴があいていることに気づかないわけがない、穴を容易に埋められるかどうかは環境による、などなど、安易な比喩に納得しない具体的なつっこみが続出しておもしろかった。自分とちがう考え方や感じ方をする人と話すと、自分が豊かになる気がする。相手にもそう思ってもらえると嬉しいんだけれども。


08/13/2009(木)

「ヤルタ会談」小道具作り続行。それから、「東京ノート」稽古。終わって、友人宅へ。まじめに一仕事してから、ご飯食べて飲んで話して。


08/12/2009(水)

朝から「東京ノート」稽古。終了後、「ヤルタ会談」小道具の買い物。そして作業。ちまちまちまちました作業を3時間ほどする。周りの人に、「夏休みの工作みたい」と言われる。ま、楽しげな作業だったしね。なかなか満足のいく出来になった。ただ、量がまだ足りないので明日もっと作ります。


08/11/2009(火)

「ヤルタ会談」で作んないといけない小道具があってその買い物とか作業とかしようと思っていたんだけど、朝ちょっと家で非常事態が起きて対処したりなんだりして、こんな事態を引き起こした自分のいい加減さに嫌気がさして落ち込んで二度寝してしまって、結局何もせず。

夜、アゴラへCASTAYA projectを見にいく。この企画のすごさを思い知る。


08/10/2009(月)
注意:最初のパラグラフの終わりのところで、M.C. Beaton著Death of a Travelling Manの内容に触れてます。

ヘイミッシュ・マクベス・ミステリーDeath of a Travelling Man読了。殺人事件自体はあまりひねりがなく、二転三転する面白さに欠ける。でも牧師夫人や双子姉妹といったいつもマイペースで堂々とヘイミッシュをこづきまわしてる感じの人たちが自分の悩みで右往左往する姿は新鮮だった。恋愛に関してのヘイミッシュの優柔不断と成り行きまかせには、あきれて笑ってしまった。ものすごくヘイミッシュらしい。とはいえ、ラスト近くのやりとりにはきゅんとした。ここからネタバレです。部下の巡査のちょっとしたカンチガイがきっかけとなってとうとうヘイミッシュがプリシラにプロポーズするんだけど、そのときプリシラが、Do you love me?と聞くんですよ。それに答えてヘイミッシュが言うのが、I've been trying not to for years. ぐっと来ました。

実家からは夕方ゆっくり帰ってくるつもりだったんだけど、雨がひどくなりそうなので午前中のうちに出て、早めに帰宅。

夜はアゴラへCASTAYA projectを見にいく。演劇すごいな。「これは虚構です」というフレームの強さすごいな。


08/09/2009(日)

1泊で帰省。昼は中華料理店で、生ビール飲みながら、ピータン、前菜3種盛り(瓜の甘い漬物が山ほどついてきた)、海鮮焼きソバ。午後は昼寝したり、夕飯の買い物に行ってものすごい雨に降られたり。夜はいえで、そうめん、ポテトサラダ、ナス・ピーマン・ジャガイモの味噌炒め。


08/08/2009(土)

おとといなくした台本は、やっぱり稽古場に忘れてあった。見つかってよかった。

きょうはいろいろな稽古で11時から8時半すぎまでアゴラにいた。マチコちゃんはいつも忙しそうだねと友が言う。そんなこともないんだけれどね。


08/07/2009(金)

重い腰をあげてやっと今日行こうと思ったところが、きょうの午後はお休みと知り(もっと早く調べとけばよかった…)、風船の空気が抜けるみたいに元気がなくなっちゃって、他にもきょう出掛けようと思った用事がないでもなかったんだけど、出掛けずいえにいた。

とはいえ、1つ大きな仕事に区切りをつけた。仕事というか、やりたくてやってる分だから仕事というのとはちがうかもしれないけど。


08/06/2009(木)

秘密稽古。に行ったら稽古場のまん中に、布団の山に突っ伏して寝てる人がいた。お疲れ様です!

帰宅したら、台本がなくて、あせる。データ自体は持ってるんだけど、きょういろいろ出た指示とか書き込んであるからあの台本なくすと困る。たぶん稽古場に忘れてきたと思う。

『ウィリアム・フォーサイス、武道家・日野晃に出会う』という本を読み直す。


08/05/2009(水)

きょうも秘密自主稽古+秘密稽古。の後ちょっと飲んで帰るつもりが終電まで飲んじゃった。駅のホームでアゴラ帰りの友人たちと行きあって、うかれてはなしちゃった。


08/04/2009(火)

秘密自主稽古(台詞あわせ)1時間。の後秘密稽古。詳細は稽古日記にてそのうち。

友だちに紹介されて、Facebookを始めてみる。何が何やらさっぱりわからないけれど、むかし1度メールしたけど返事がなくて音信普通になってた高校のときの友だちなんかがスルッと見つかって、けっこう夢中であれやこれやしてみる。


08/03/2009(月)

老人ホームに行きました。私はこれで3回め。一緒に楽器を鳴らしたり歌ったりする。ハンドベルをカランカラン鳴らしてるのから連想したらしく、「ちり紙交換〜」とか言い出した人がいて、「新聞がみありませんか」「雑誌でもけっこうですよ」と音楽にあわせていろいろ言ってるうち、入所してるだれかに会いにきたらしい女の子が向こうのほうにいるのを見て、「子供はミンチにしてハンバーグにしますよ〜」と、それまでとかわらない調子でさらっと言うので、私はそれがユーモアなのか闇なのかよくわからなくてドッキリしたけど、一緒に行ったほかの人にあとで聞いてみたらおおむねみんなあれはすごかったよねと肯定的に受けとめていて、私の感覚は、なんていうんだろね、幼いんだろうかね、と、ちょっと考えちゃいました。

夜8時頃帰宅すると、鍵を持っていなかった! 玄関の階段で、バッグの中身を全部出してみるけど、ない。しかたがないので、夫のいるアゴラ劇場まで行って、仕事の終わるまで待って、夫や友と飲んで帰ってきた。鍵は、洗濯物入れの中の、きのうはいてたジーンズのポケットに入ってた。


08/02/2009(日)

雨降り。先日ホームセンターで買った980円の雨靴をおろす。なかなかいい感じ。

ダンスワークショップの発表を見に橋本へ。いろんな人がわらわらたくさん出てきて興味深かった。幼児が、「どっちが勝つのかな」(みんな床に倒れたあと2人だけ立っている人がいたのを見て。別にバトルとかじゃなかったんだけど)とか、「これで終わりなの?」とか勝手なことを言いながら、でもじっと見てるのを見て、ダンスがこんなに身近な生活っていいなぁ、ダンスや演劇のワークショップや公演がもっともっと盛んになればいい、と思った。ただ、もっとわさわさと人が行きかったりふと足をとめたりするなかで踊ることを想定してつくったのかなという感じがした。実際は、ステージ部分を囲むベンチや椅子に観客がぐるりと座って見るような形になってて、それが、ねらいとちょっとちがってたのかな、というようなことを思いました。それと、観客とどういう関係をつくるのかっていうことがすごく大事で、演じるときにはこのことを避けて通ることはできない、ということなどを考えさせられた。いや、演技者である自分の問題として。

夜は、いえで、ささやかな誕生会をした。ハッピーバースデートゥーミーです。前に友人が48歳になったときに「次に年男になるのは還暦のときだね」と言ってしゅんとさせちゃったことがあって、絶対きょうはそれを言われると思ったら、案の定その友人から「次に年女になるのは還暦だね」って言われた。予期してたせいかへこまなかったけど。

今年の誕生日は、いろんな人からメールや直接で「おめでとう」って祝ってもらったし、夫はテルミンでハッピーバースデーを演奏してくれたし、とてもいい誕生日だった。


08/01/2009(土)

掃除、洗濯、料理。あした誕生日でちょっとした会をするので。以前はときどきいえにお客様を呼んでたけど、ここに引っ越してからぜんぜんだったから、数人分の料理って作るのものすごく久しぶりで、味も分量もいまひとつピンと来ない感じ。でもがんばって、無水鍋でケーキも焼いたよ。

夜は川崎市アートセンターにて安藤洋子『TANSU』を見る。


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