つれづれなる日々

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2008年7月の日々


07/31/2008(木)

引き続ききょうもバイト。一緒になった友と、最近見た演劇についていろいろ感想を言い合って、いろいろと得るものがあった。

夜は五反田。語り始めたとたん、「それ、言っちゃダメだよ」とダメ出しあり。あらら。構成をカンチガイしてたかしらね。でも、考えながら情報テンコ盛りでしゃべっていたきのうに比べ、だいぶすっきりしたんじゃないだろか。ところで、司郎くんのダメ出しは、こちらがわかるように手を変え品を変えで言ってくるその手を変え品を変えの早さと的確さがすごいと思う。他の人に対してどういうことを言うか聞いているだけで興味深い。


07/30/2008(水)

事務仕事のバイトに行く。初めて行く場所じゃないのに、駅の出口をカンチガイして、途中道に迷う。電話して教えてもらったけど、なぜそこで道に迷うのかわからない、という感じだった。

夜は、五反田怪団稽古。ほぼ全貌を把握。私の語る部分を、初めて語ってみた。


07/29/2008(火)

三条会の『真夏の夜の夢』を見に千葉に行った。(後で加筆します)


07/28/2008(月)

案の定筋肉痛。ギクシャクと動く。

夕方、『ヤルタ会談』自主稽古。きょうは座ったまま台本を読む。この作品、前回やったのは2年前だ。読んでいるうちに、段取りなどもだんだん思い出してきた。しかし、台本の表紙に何か書き込んであるのが、鉛筆書きなのでこすれて消えてしまって見えない。どうしよう。ま、新しい『ヤルタ会談』を作るんだ!という意気込みでやるけれど。

きょうは、オレンジと金色とピンクの、すごい夕焼けだった。稽古の途中、外に出て見とれた。

そして夜は、五反田怪団(怖い話をする五反田団のイベント)の稽古に初参加。雑談と段取り相談と稽古がシームレスにつながっていて、新参者の私には区別がよくわからない。おとなしく、おもしろく、見てました。


07/27/2008(日)

きょうは、岡崎藝術座『三月の5日間』を見にいくし、その後夜はまた別の用事がある、盛りだくさんの一日なのに、朝食後にシャワーを浴びていたら目がぐるぐる回りだした。でもしばらく休んでいたら少しおさまったので、本調子ではないけれど、新百合ヶ丘に向かう。

新百合ヶ丘の川崎市アートセンターにて、岡崎藝術座『三月の5日間』観劇。作者と演出家が別の人、という公演を見に行くと、面白くてもつまらなくても、「面白かったのは/つまらなかったのは、脚本だろうか?それとも演出だろうか?」ということが私はどうしても気になってしまうんだけど、この公演はそれがまったく気にならなかった。二人同時に同じ台詞をしゃべったり、ミュージカル調にた〜っぷりやったり、どんなふうにして台詞をしゃべろうが、コトバがものすごくまっすぐ私の胸の中に入ってきた。アフタートークも大変興味深かったんだけど、次の予定に遅れそうになり残念だけれど途中で退席。

走り穂にて、こぢんまりしたダンスワークショップ。先日、『ドラマチック、の回』があまりにもよくて、踊りたくなっちゃったので、踊りたいです、踊りましょうと、先生、仲間を集めてダンス。じっくりストレッチした後、振りを覚えて、それを使って即興で踊る。自分の身体の可動域の小ささ、動きのボキャブラリーの少なさに愕然としながら、でも身体を動かすだけで楽しくて、夢中で3時間が過ぎた。


07/26/2008(土)

いま7/31午前03:44ですが、この日のことを何も覚えていません。たしか、まったく外に出なかったような気がする。


07/25/2008(金)

乳房超音波検査を受けに婦人科に行った。13年ぶりですよって言われちゃった。問題なし。せっかくなので他の気になってることなんかも先生に相談して帰ってくる。

私は近視で普段コンタクトをしているんだけど、最近手元の細かい字が読みにくくなってきた。それで、誕生日に遠近両用メガネを夫に買ってもらうことにして、駅ビルのメガネ屋さんに2人で行った。度を調べてもらったら、どうやら単一焦点つまり普通の近視のメガネで大丈夫そうだということがわかり(手元が見にくかったのは、コンタクトが過矯正になっていたらしい)、思っていたよりずいぶん安く、早く、新しいメガネを手に入れることができた。


07/24/2008(木)

きのう、きょうと、ほとんど寝倒す。1晩徹夜して2日使い物にならないんじゃ、話にならない。それだけ歳をとったということでしょうか。暑さのせいもあると思うけれど。

そして夜になると、眠れない。夫に借りて昼間読み始めた、『死刑』(森達也著)を、結局最後まで読んでしまった。


07/23/2008(水)

夫と食事に出掛ける途中、きょう開店のスーパーを見にいってみた。割とリーズナブルな価格設定のように思ったが(でも開店セールが終わってみないとわからない)、店内に掛かってる音楽がうるさいのには閉口。食事は、初めて行くカフェでパスタ。開け放して風を通している店で、気持ちよかった。ウィルキンソンのからいジンジャーエールがあるのもいいね。バイト希望の若者がふらーっと入ってきて、店の人と、せっぱつまらない感じではなしていったのがなんだか面白かった。面白かったっていうか、私の感覚とかけ離れていて興味深かった。12月になったらやめちゃうかもしれないけどそれまで働きたい、みたいな話だった。

ヨシ笈田さんの『俳優漂流』という本を、友だちに借りて読んでいる。この人、謙虚なのか尊大なのかわからない。というかきっと謙虚でも尊大でもなくて、「自分」というものがブレない人なんだと思う。


07/22/2008(火)

『ヤルタ会談』のイス、テーブル、小道具、衣裳などを、倉庫から発掘してアゴラに運ぶ。この夏、アゴラで稽古なのでね。

いったん帰宅し、お昼寝したりなんだりして、夜またアゴラに『ハナノミチ』のバラシを手伝いに行く。紙をはがしてたたんで紐でくくる。マットについた墨汁を拭く。それから照明のバラシ。12時くらいに終了し、打ち上げ。ヤンや出演者といろいろ話す。沖縄のおみやげの与那国島の泡盛がおいしかった。始発が動くのを待って帰宅。


07/21/2008(月)

あちこち窓を開けるとけっこう風通しがいい。昼過ぎにけっこう寝ちゃって、これは今夜また眠れないかもしれない。日中は窓あけてしのぐんだけど、夜はそうも行かないのでエアコンに頼る。アイスのハーブティーを作って飲んだりする。

新プロジェクト始動。というほどたいしたことじゃないんだけどさ。こないだダンスの公演見て、自分も身体うごかしたくなったので、そういった算段をつけてみました。


07/20/2008(日)

『ワールズダッチ』2度めの観劇。の前に誘われて友と昼食。友もゲネプロをすでに見ていたので、思いがけず『ワールズダッチ』の話もできて、得した気分。でもあれね、1時間ちょっとじゃまだ話し足りなかった。ずいぶん久しぶりだったから。

『ワールズダッチ』は、おととい初めて見たときに自分が何を見ていたのかというのが相対的に明らかになって面白かった。人の動きや場面にあわせて照明があんなに変化していたなんて、おとといはぜんぜん気づいてなかった。そしてやっぱり私はこの作品好きです。あっけらかんとしてるとこが好きなんだと思うんだけど、これは自分探しなんだろうかと言う友(昼食の友とは別の友です)に対して、「ここに、この世界に、いてもいいんだよ、って言ってもらいたかったってことじゃないかな」と、そのときまで思ってもいなかったコトバが口をついて出てきてしかも涙ぐんでいた自分に驚きました。そういう話なのか? そこに惹かれたのか? ちがうと思うんだけどな。なんか、大島弓子の作品でありましたよね、茨の冠を「ごめんね」ってはずしてくれるシーン。友とはなしていたその一瞬だけ、大島弓子のあのシーンの感じがダブっていたんだけど、あれはなんだったんだろか。

春風舎を出て、『ハナノミチ』の受付に入るという友(これもまたちがう友なんだ)と電車移動。集合時間までまだ少しあるというので、一緒に東大カフェに行く。もう一人の友の合流を待っていたら、ラストオーダーになっちゃって、「当店は5時閉店です」とアナウンスが入った。あらら、こないだ来たときは、5時閉店って言っても5時近くまで注文とってたし5時過ぎてもまだだらだら人が残ってたんだけどな。

で、渋谷から歩いてきたという友とカレー屋でひとしきりしゃべったのち、『ハナノミチ』2度めの観劇。全体的な感想は、初日を見たときとあまりかわらないが、俳優たちがアゴラ劇場の空間に馴染んで、より自由になってきているように思った。しかしそれにしても、即興と決めごとの混在する舞台は、どっちかだけの場合より難易度がずいぶんあがる気がする。この人たちは、ものすごく大変なことに挑戦している。


07/19/2008(土)

寝不足とかじゃないと思うんだけど、昼間眠くなって少し寝てしまった。ぜんぜん出掛ける用事がない期間なら、昼夜逆転おかまいなく眠くなるまで起きていて目がさめたときに起きる、みたいな生活ができるんだけど、今週はなんだかんだ言って出掛ける日が多く、寝たり起きたりがあまりうまくいっていない。

夕方、大美林大学へDANCE OPAP 2008『朝まだき』(振付・演出 木佐貫邦子)を見にいった。2006年11月に『song for sand』を見たときは、群舞のすばらしさに圧倒されながらも少人数のシーンには物足りなさを感じたんだけど、きょうの公演は、人数の多いところも少ないところも、くっきりはっきりしてて、スピード感がものすごくて、1時間10分飽きるまのない舞台だった。

終演後、肩をたたかれた。友だちだった。一緒にご飯食べて、見てきた作品の話や、それぞれの近況や展望などを話す。


07/18/2008(金)

夕方出掛ける前に、あれもしたいこれもしたいと思っていたけれど、何もしないうちに出掛ける時間が迫ってきて、出掛けた。

春風舎に、青年団若手自主企画『ワールズダッチ』(作・演出:大久保亜美)を見にいったんです。大久保さん自身が客入れをしていて、「寝転んだりするので前のお席をおすすめしているんですが、後ろのほうの席がよろしければ後ろでもかまいません」その他、マニュアルの対極にあるような一から十まで自分の言葉での客入れで、作・演出や主宰の人がやる客入れの良さがものすごくいい形で出ていた。作品自体も、きっちりしっかりつくられた世界だった。もう一回見たくなり、日曜にまた見せてもらうことにした。


07/17/2008(木)

秋の公演いろいろのDM作業に参加。キスフェスや演劇LOVEやサンプルのチラシを、初めて見た。キスフェス(こまばアゴラ劇場 国際演劇月間 キスは何回?)のチラシには、他の写真等と一緒に、私が描いた『ヤルタ会談』のイラストも使用されている。自分の描いた絵が何万枚とか印刷されて配布されるって、あんまり経験ないので、ものすごくわくわくしています。

夜はアゴラにて『ハナノミチ』(作・演出:ヤン・アレグレ)初日観劇。2年前にワークショップでやってたことが、そのまま継承されたり少し形を変えたり発展したりして、舞台の上で展開されていた。きゅーっと面白い瞬間もあった。俳優と一緒にこちらの息もはずむようなシーンもあった。また、あまり入り込めずに勝手に好きな部分をつまみ喰いするように見ていたところもあった。2時間は少し長い気がしたし、視覚的・言語的意味での「見せ方」にもっと注意深くあってほしいと思う部分はあったけれど、自分の妄想を観客の前に堂々ゴロンと提示したヤンも、ヤンとガッツリ共同作業して2カ月で見違えるほどたくましくカッコよくなった俳優たちも、素敵だった。

終演後、ヤンと多田淳之介(出演者。東京デスロック主宰、演出家)によるアフタートークがあった。この作品をどうやってつくっていったのか、ヤンはいつもこのようなつくり方をするのか(→そうとは限らない)、などの話がおもしろかった。


07/16/2008(水)

あまりなにもしなかった。『大阪豆ゴハン』読み返す。


07/15/2008(火)

山の手事情社の、新作の稽古を見学させていただいた。研修生の稽古は以前少し見せてもらったことがあるけれど、また、むかし利賀村で宿舎のあちこちで自主練する山の手の俳優の皆さんはよく見かけたけれど、安田さんが演出する現場というのは、私は今回が初めてだった。山の手事情社の作品って、こういうことを大事にして、こういうふうにしてつくっていくのか、と大変興味深く見せていただきました。


07/14/2008(月)

いつも持ち歩いているノートの整理をしたり、「読んでおいて」と頼まれている英語の戯曲を少し読んだり、テレビを見たり。『眠れない夜なんてない』が7/6で終わって、先週は「公演でできなかったあれもこれもやる!」という感じでかえって忙しいくらいの1週間だった。今週はわりと予定が入っていない。

夕方寝ていて夫からのメールに気づかず、夕飯を一緒に食べそこねた。しばらく気持ちがちぐはぐした。相手をも自分をも、責めてるわけじゃないんだけど、思惑どおりにことが運ばなくて少しのあいだ不機嫌になってしまった。昔の私はそういうときホントに一人でムッとしていたので、結婚するとき母が心配していた。いまはそうでもないと思います、夫にきいてみないとわからないけれど。

夜、頼まれてもいないのに友だちの文章の校正をして(私は普通に雑誌など読んでいても「校正」的なところがどうしても気になってしまうたちなんです)、こうではないでしょうか、こうだと思いますと連絡。してみた。おせっかいだった? かも、でもなーとか、くよくよする。細かいことがどうしても気になってしまう性格で、ものはハッキリ言うほうで、そのくせ小心者なので、よく、くよくよしている。まぁでもくよくよして眠れないってことはほとんどない。悩んでも寝て起きろ、というのは、私がけっこう信用している教えである。教え、っていうか、なんていうの、座右の銘みたいなヤツ。


07/13/2008(日)

ニンジンとジャガイモを千切りにして、タマネギも薄切りにして、スパゲッティの具にしたら(味付けは瓶詰めドライトマトの漬け汁。こないだ、個展のオープニングパーティからいただいてきたもの)、お正月のナマスみたいな色合いになった。

夫は風邪がようやく治ってきたようです。


07/12/2008(土)

まず、報告。おとといの日記の、『ハナノミチ』のことの部分を少し書き足しました。受けた印象の一部だけフィーチャーされすぎていたと思ったので。

で、きょうの日記。『スネークさん』で振り付けや出演をしたダンサー田畑真希構成・振付・出演の『ドラマチック、の回』を見にいった。千歳烏山駅から程近い会場のスタジオは、住宅街の中のホントに普通の一軒家で、それも新しい感じの一軒家で、玄関から靴を脱いであがって、半地下のようながらんと四角い空間に案内された。開演直前にものすごい雷雨。ギリギリに到着したお客さんはずぶ濡れだった。開演の暗転の瞬間にまたも雷。観客に挑戦するような長い暗転だと思ったら、雷のせいで照明トラブルが発生していた。仕切りなおして、15分ほど遅れて開演。6人のダンサーが最初から最後までしれっとまじめな顔で繰り広げる、ストイックでがむしゃらでひょうきんな、ずっと見ていたい世界だった。

そして終わって会場を出ると、当たり前なんだけど住宅街の日常が前と変わらず広がっていて、それが逆に不思議な感じがした。

その後、友とお茶したり、用事でアゴラに寄ったら稽古の終わった『ハナノミチ』の人たちがいたので誘って飲んだり。


07/11/2008(金)

片付けたり掃除したり洗濯したり。すり減っちゃったサンダルを修理の店に持っていって、かかとを張り替えてもらう。1時間で出来るというので、駅ビルの他の店など見てまわる。全館サマーバーゲン中。カバンも帽子も夏服も、どうしてもこれが欲しいという物には出会わず。ま、すでに服飾品を持ちすぎなので、買うならその前に着ない服を処分しなさいよという感じではある。

『ボストン・リーガル』を見ていたら、はずみでセックスしちゃった男女がこれからどうするのかですったもんだした挙句、じゃただの友だちに戻るってことで、と一旦はなったけど、すぐに、
「友だちって、助け合うもんよね」
「そうだね」
「必要なときにはね」
「なにに必要って?」
「欲望とか」
「あぁ、うん、そうだね。そういう友だちって初めてなんだけどさ、いつから? 今夜?じゃ早すぎる?」
ってまたここでくんずほぐれつが始まる。ってとこで音楽がかかって、あ、このイントロって、ウソ、えー?ここでそれかけるの?と私は大受けしました。だって、クィーンのYOU'RE MY BEST FRIENDなんだもん。

と、この日記を書くのでクィーンのカラオケのDVDを出してきて曲名確認とかして、もう当然何曲か歌っちゃったりして、うわー、ボヘミアン・ラプソディのフレディすごい奇麗。すごい奇麗だけど、伝記映画で見た妹にもそっくりでなんだかおかしかった。


07/10/2008(木)

定期メンテナンスのため歯医者へ。歯の状態が大変よくてほめられる。クリーニングしてもぜんぜんしみなかった!

『ハナノミチ』の稽古を見せてもらうため、友とアゴラで待ち合わせ。1時間後に通し稽古開始だそうで、いまはみんな休憩中だった。俳優がみんな身体がきゅっとしまってカッコよくなっていた。軽く食事しながら、久しぶりに会う人たちと少し話す。通し稽古は、パーツパーツは面白かったが、全体的には単調な感じがした。稽古期間の中の、いまはちょうどそういう時期なのかもしれない。先月少しだけ稽古を見せてもらったときの感じとずいぶんちがっていた。あと1週間で、まだまだ変わっていくんだろうと思った。ヤンに「後でメールするね」と言って稽古場を出る。

友と東大カフェ。先月値上がりしてたんだけど、またちょっとメニューが変わってた。1時間ほどいろいろはなし、アゴラに戻ってミクニヤナイハラプロジェクト『 五人姉妹』準備公演を拝見。なんの予備知識もなく、というかダンス公演だと思って見にいったら、台詞があるので、やっぱりダンスの人は自由だなぁと思って見ていたら、台詞の比重がかなり大きくて、あぁダンスというのともちがうのかも、でも台詞を言いながら指が踊ってたりするし…とチラっと思ったけれど別にもうそんな区別はどうでもよくなってきて、舞台の上で起こることに身を任せ、楽しんだ。衣裳や装置やヘアメイクの可愛さが目に心地よく、早口のよどみない台詞が耳に心地よかった。満員のため、劇場関係者である私は通常の客席ではなくて舞台を見下ろすような位置から見せていただいたので、動きや位置関係は、創り手の意図したとおりのものを見ることができなかったと思う。そのことは残念だったけれど、見れてよかったです。


07/09/2008(水)

「語学教育と演劇の接点を探る!」的な興味から、川崎の外国語学校に日本語のクラスを見学に行った。ま、知り合いの日本語教師のかたのところに行ったわけですが。10:40〜13:30まで、間に2回休憩をはさんで50分の授業3コマ。読解のクラスでは、達磨大師と弟子の「禅問答」を実演し、ディスカッションのクラスでは、「消費期限」と「賞味期限」さらに食品偽装や安全性に関してみんなで意見を出し合った。ちょっと平田オリザの『御前会議』の内容とかぶっていたのが面白かった。中級とのことだったけど、文法や活用が多少アヤシくても言いたいことをどんどん発言していく学生たちが頼もしかった。

そして下北沢で髪を切る。昨年の9月から行きはじめたお店で、担当の人とも気が合う感じで、やっといいところが見つかったと喜んでいたんだけど、きょう帰りしに、「私、9月いっぱいでお店を辞めるんです」と言われた。ショックです。また美容師さん探さなきゃいけないのか……。


07/08/2008(火)

久しぶりに、出掛けない日。散らかり放題ほっときっぱなしの我が家を、少し片付けはじめる。超整理の封筒をいくつか作るが、棚に立っていなければならないのに、並びきらない封筒が十いくつ、いまだに横たわっている……。


07/07/2008(月)

11時半から、倉庫で作業。今回の装置と一緒に捨てる『別れの唄』の舞台装置をトラックに積んだり、『眠れない夜なんてない』で使った工具や小道具や取っておく装置類を保管したり。

いったん帰宅し、シャワーして着がえて、銀座へ。数人の友とともに、友の個展の初日パーティーに行ってきました。ワイン片手にゆっくり作品を拝見。


07/06/2008(日)

『眠れない夜なんてない』最終日。あぁきょうで終わっちゃうんだなぁもう少し長くやりたかったなぁと思いながらも、おセンチで湿っぽい気分にはならなくて、こんな最終日は初めてかもしれない。

昼公演の後、友とお茶しようとしたらカフェが満席で入れず、中華に行ってしっかり1食たべた。演劇のとことかお互いの日常のこととかを話す。へー、私のあのことそうふに思ってたのかーなど、なんていうんですかね、自分のことを他人の目から見つめなおすっていうんですかね、そんな感じがあって、友だちっていいなぁと思った。

夜公演、撤収作業。の後、打ち上げ。焼肉。焼肉はおいしいけれど、打ち上げはいろんな人といろんな話をしたいから、焼く順番や焼き加減にばかり集中してもいられなくて、なんだか少しせわしないような気がした。贅沢ばっか言ってすみません。でもおいしかったし楽しかったです。そして終電の2本前くらいの電車で帰った。


07/05/2008(土)

劇場入りしてからも、うちで作ったご飯やおかずを持ってって食べることが多かったんだけど、もう、ちょっと無理、という感じになってきょうは久々に外食。中華の豚肉かけご飯を食べた。

昼公演のあと、友人とお茶。といっても小一時間で夜公演の集合時間になり劇場に戻る。夜公演の後は、遠方から来てくれた大切な人と、昔よく行っていた西荻窪の居酒屋へ。何年も何十年も変わらない店って、いいね。


07/04/2008(金)

今度小学生向けのワークショップをする友人の、練習ワークショップに参加。別に小学生らしく振舞うとかじゃないんだけれど、同じ内容のワークショップを受けてみて、講師の人は流れや時間配分や内容が適切かどうか確認するし、参加してみたこちらからもここがわかりにくかったとかよかったとかどういう意味だったのとかいろいろフィードバックする、という企画。1人5つずつ「動作」を考えて、ペアの相手にそれを教え、2人で同じ振り付けで動いてみるのが面白かった。私とペアを組んだ人は、「朝起きて」「歩いて」「窓あけて」「ちょうちょを見つけて『こんにちは』」「飛んでった」という動きだった。そうふに説明しながら教えてもらうと、わかりやすかった。私のは、「上から手をおろしながら左右左右、前にシューと倒れて、膝を折る」「両手でバン、バン、起き上がってパッ」「目をつぶって両手をぐにぐにぐにーっと左右に開く」「左手左足を右に回して、宇宙を見て『こんにちは』」「左手に引っ張られて回って、ぐるっとマルを描いて、ボーリングをしゅっと投げる」。日常の動作ではないんだけど、ポイントがはっきりしているせいか、これもわりとうまく説明して覚えてもらえた。これ、5つの動作なんてきっと自分は覚えきれないと思ったので、知ってる楽曲5曲の歌詞をヒントにして動きを作ったの。Falling Slowly、We Will Rock You、Foggy Dew、カターンの笛の曲、Killer Queenの5曲です。完全に自分のための覚え書きだけどこれ。

で、夕方から劇場入りして、19:30開演で公演。終演後に会うまで知らなかったんだけど、6月の表現言語学会主催の演劇ワークショップの参加者のかたがたが数名見に来てくださってた。どうもありがとうございました!

20年くらい前に一緒に演劇をやっていた古い古い友2人と、終演後にお好み焼き屋へ。いろいろはなしたんだけど、お互い変わってないとこもあれば変わったとこもあり、いろいろとただただもう懐かしかったです。


07/03/2008(木)

夫は、風邪で調子の悪いまま、仕事で新潟に出かけていった。

『眠れない夜なんてない』、きょうはまた2回公演。他の日よりも昼夜間の時間が30分長く、きも〜ちゆったりしたスケジュール。街でコロッケを買って、レトルトカレーをコロッケカレーにして食べる。きのうきょうとマチソワ2レンチャンで疲れたので、飲まずに帰る。なんだか人恋しく、友(女子)と手をつないで駅までの道を歩いた。


07/02/2008(水)

休演日だけど、DVDのための撮影があり、朝から劇場へ。なぜだかわりと早くに目がさめて、早めに劇場入りした。

昼の部が終わって、見に来ていた友と外で会ったら、「近くで見るとシルク・ド・ソレイユばりにメイクしてるんだねー。……シルク・ド・ソレイユ、見たことないけど」と言われた。

抜きでいくつかシーンの撮影があったけれど、私が関係するのは1シーンのみなので、すぐに終わって、近所のカフェでお茶している赤ちゃん連れの友に合流。1歳児はあたたかくてすべすべだった。炭酸の入ったミネラルウォーターを飲んだ。ビールみたいに、「あ゛ー」つっちゃった。炭酸、おいしい。喉越しがいい。

夜、もう1回公演して、友だちと飲んで、終電で帰る。


07/01/2008(火)

休演日。昼くらいに起きる。新国立劇場『混じりあうこと、消えること』に夫と行く予定だったのだけど、夫は風邪で調子が悪く、私一人で見にいった。行きの電車で偶然、友に会う。小劇場の外の四角い池(池ではないんだろうけれど)のふちを実はいつも水が流れ落ちていて、あそこに行くと私は足(靴)でふちの水をさわる。と説明して水に足をつけたら、友もやってみて、今度から自分もそうすると言っていた。


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