つれづれなる日々

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2011年6月の日々


06/30/2011(木)

場当たりおよびゲネプロ。「東京ノート」では劇中なん枚か写真を撮るんだけど、ここでは背景がステキなシャンデリアやステキな花瓶やステキな装飾壁で、撮った写真を見ると、人物がはめ込み合成みたいに見えた。「ヤルタ会談」ゲネでは、「急ぎすぎ」とダメ出しあり。出演者は皆自覚なかった。会場の雰囲気のせいもあるんじゃないかと思う。

夜は、ホテルの近くのピザ屋。ナポリ、なに食べても美味しい(ただし、パンは私はフランスのバゲットが好き)。


06/29/2011(水)

今回のホテルは、ナポリ演劇祭が用意してくれた四つ星ホテルで、部屋もそれなりに豪華なんだけど、朝食会場が度肝をぬくすばらしさ。高層の広いベランダから、海や遠くの山を見ながらの朝食!

ナポリでの公演会場は、カポディモンテ美術館。「東京ノート」は舞踏室、「ヤルタ会談」は戦争のタペストリーが壁面にぐるりと飾られた展示室での公演だ。舞踏室は、空色の壁と天井に美しい装飾画があり、シャンデリアや鏡や華美な椅子で飾られた、気品とゴージャスさのある部屋。ヤルタの部屋のほうは、ドッカンドッカン砲火があがったり、軍楽隊が行進したりしてる巨大タペストリーに囲まれて一種独特の雰囲気。おうおうおう負けるもんか、やったるで、という嬉しい闘志が湧いてくる。

そのようにすばらしい会場ではあるんだけど、2つの会場が離れているうえに楽屋スペースはさらに別の建物に用意されていて、きょうは搬入と仕込みでずいぶんな距離を歩き、けっこうくたびれてしまった。

俳優は夕食前に解放され、ホテルに戻る。ホテルの近くのスーパーで買い物。夜は近くの店にピザを食べに行くチームに合流しようと思っていたんだけれど、元気がなく、一人で部屋で、スーパーで買ってきたあれこれでご飯。夜遅く、帰ってきたスタッフチーム何人かと飲みに行く。この街は、夜中も人があふれていて元気ね。


06/28/2011(火)
注意:映画「英国王のスピーチ」のネタバレがあります。

早朝5時のバスで成田へ。そしてイタリアへ。機中、映画「英国王のスピーチ」を鑑賞。英語版日本語字幕なしのため細かいところはわからなかったけれど、たいへん興味深く見た。そしてこれは私の甘ちゃんなところなんだけど、最後の最後に二人の友情が壊れてライオネルがかわいそうなことになるんじゃないだろかと、心配しながら見ていたので、最後のテロップを読んでホッとした。

ローマで乗り換えて、ナポリへ。ホテルにチェックインし、夜は数名で、スタッフが前に下見に来たときに行った店というところでピザやら何やら食べる。最初お店に入っていったとき、食事していた人が数名いたんだけど、食べ終わるとみんな厨房に入っていった。ちょっと時間が早かったから、忙しくなる前の食事だったのね。前菜もサラダもピザもパスタもおいしかった。なんでも出すような普通の食堂なのに、ちゃんとピザの釜があるんだね。


06/27/2011(月)

イタリア出発前の「東京ノート」最終稽古。なのに通し稽古で私は台詞をまちがえた。しかも、6つ先の台詞を言ってしまい、「まちがえた!」と言って言い直すというひどさ。「何年芝居やってんの?」っておこられた。ま、当然だ。

旅のミーティング、劇団の荷造りなどを終え、夜は、フランス大使公邸での平田オリザの芸術文化勲章シュヴァリエの受勲式へ。スピーチが皆すばらしかった。大学時代の友だちと久しぶりに会い、帰りにビール一杯飲んで帰宅。


06/26/2011(日)

午後、「ヤルタ会談」自主稽古。2回通して台詞合わせ。

夜は、「東京ノート」稽古。集まっているメンバーでやれるシーンを頭から最後まで。

帰宅して、荷造り。出発は明後日なんだけど、劇団の荷物としてまとめて持っていく中に私物を4キロまで預かってもらえることになって、その分は明日梱包なので、何をどれだけ預けるか、それ以外の自分で持っていく機内持ち込み分がどのくらいになるのか、試行錯誤して決める。稽古のときみんなで話していて、私が、着換えは2セットしか持っていかない(今着てる分とあわせて3セットでまわす)と言ったら、けっこう驚かれた。というか、それぞれこだわりのポイントが違うのが面白かった。サンダルで行くので靴下は不要という人、いくらホテルにあるといってもシャンプーは持っていくという人、パジャマで寝ないと落ち着かないからTシャツを着まわすとかではなくパジャマを持っていくという人、などなど。ホントにもうすぐ出発だ。荷造りしていてやっと実感がわいてきた。


06/25/2011(土)

定期健診の結果を聞きにいく。だいぶ待たされて、稽古に間に合うか心配になるが、ギリギリ大丈夫だった。帰りに駅で5分ほど余裕があり、カルディをのぞく。何も買わなかったけれど。イタリアに行ったらあれも買いたい、これも買いたい(主に食品)と夢ばかりふくらむ。

11時から「東京ノート」稽古。夕方、今回初めての通し稽古。

いま稽古場に、旅の荷物の計量用に体重計がある。体脂肪率を計ってみたら、24.7%と出た。結構普通で驚く。自宅の体重計だと46%とか出るから(まぁ、身長、年齢の設定がまずおかしいんだけども)、私の体脂肪率ってそういうものなのかと思ってたよ。

私はウィルキンソンのジンジャーエールの辛いやつ(茶色いラベル)が大好きなんだけど、このたび500mlのペットボトルが出ると聞いて、ものすごく楽しみにしてた。ところがきょうやっと見つけて買ってきて飲んでみたら、炭酸の感じもショウガの香りも瓶のと同じなのに、味がぜんぜんちがって驚いた。変なアフターテーストがある。原材料を見てみたら、「食物繊維(難消化性デキストリン)、酸味料、香料、カラメル色素、甘味料(アセスルファムK、スクラロース、ステビア)」。ダイエット飲料じゃないですか! どうしてこれを「ウィルキンソン ジンジャエール 辛口」という名前で売るんですか。ひどいよ。


06/24/2011(金)

誘っていただき、マッサージ&ランチ。の後、「東京ノート」自主稽古。夜は普通に稽古。


06/23/2011(木)

定期メンテナンスのため歯医者へ。状態がたいへん良いと誉められた。クリーニングがぜんぜん痛くなかった。待合スペースに置いてある家庭画報を読むともなく読んでいたら、マニュエル・ルグリの記事があった。情報は、求めている人の前にあらわれる、と以前私の英語の師匠が言ってたっけ。

汗ばむ陽気。気温が高いせいだと思うんだけど、水につけた玄米が最近は2日たらずで発芽する。一度に400ccの玄米を炊いて(2カップ半の水を入れて火にかけ、沸騰してから10分ボイルする。残っている水分をザルで取り除き、蓋をしてしばらく蒸らす。自己流です)、4等分して密閉容器に入れて、冷蔵庫に入れたり冷凍したりして適宜使っている。

ドイツ表現主義舞踊の参考書として「現象学と表現主義」(F.フェルマン)を図書館から借りてきて読んでみていたんだけれども、前提とされている知識がなさ過ぎるせいかさっぱりわからず、パラパラと最後まで眺めただけで終わりにしてしまう。つづいてピーター・ブルックの「なにもない空間」の再読を始めたら、前は難解だったと思ってたのに、するする腑に落ちるのでかえって驚く。「現象学と表現主義」とのコントラストでそういう気がしたんでしょうか。たぶんちがうと思うけれど。


06/22/2011(水)

フォーキン振付の「薔薇の精」を、ゆうべ、画像検索していくつもいくつも見たので、あの音楽(カール・マリア・フォン・ウェーバーの「舞踏への勧誘」)が頭から離れない一日だった。私がきのう見たのは、マニュエル・ルグリとクロード・ド・ヴュルピアンが踊ったもので、Youtubeなどで見つかる他の映像に比べてエロティックな度合いが高い。一つには、女性が眠ったまま薔薇の精と踊っているという感じがしっかり出ているからじゃないかと思う。ドミトリー・グダノフとアナスタシア・ゴリャーチェワの踊ってるのも、私は好き。


06/21/2011(火)

ダンスの歴史の勉強。こないだは、マーサ・グレアムとマース・カニンガムが確かに別の人物であることがわかった(なんとなく混同していた)。今日は、バレエ・リュスが伝統的なバレエではなく前衛であったことを知った(なんかブリア・サヴァランの「美味礼賛」にロシア式なんとかというのが出てきてそれと混同していたのか?)。お恥ずかしい無知さ加減です。「薔薇の精」を映像で見て、夢のようなエロティックさ美しさにひきこまれ、「牧神の午後」と「春の祭典」の無茶さに驚き。

夜は、「東京ノート」稽古。

そうそう、「WHY WHY」について考えていて、きょう気がついたことがあった。一人一人の観客がそこにいることを無視しない演劇なのに、字幕に関してはまるでそこにないかのように振舞っていた。それが違和感を生んでいたのではないだろうかということ。観客が字幕を読み終わるのを待って次に進むとか、いまどういう字幕が出ているのか確認しながらしゃべるとか、そういうやりかたがあったんじゃないだろうか。このことを話していて、友だちは、台詞を書いたフリップのようなものを演者が胸元に持って、次々自分で台詞を提示しながら(紙芝居を1枚1枚めくるようにして)しゃべればよかったんじゃないかと言った。その通りかもしれない。


06/20/2011(月)

ロボット演劇で山口に行っていた人たちも、「革命日記」3都市ツアーで最後伊丹だった人たちも、帰ってきた。おかえりなさい!

夕方、「東京ノート」家族関係自主稽古。俳優がかわると全体の雰囲気もかわるので、本当に面白い。


06/19/2011(日)

静岡で演劇2本見る。ピーター・ブルックの「WHY WHY」は、出演者2名(俳優と音楽)がむちゃくちゃ魅力的だったが、このような観客にダイレクトで語りかける作品を字幕つきで上演することの難しさが印象に残った。まっすぐにこちらを見てくる俳優を、こっちだって見ていたいけど字幕を見ないと内容が把握できないから目線を合わせることができない。そして字幕を読んでいるあいだに、俳優の動作や表情を見逃してしまう。せめて字幕が、後方の高い位置ではなく、舞台の左右または俳優の足元に出てくれればもう少し良かったのではないかと思う。

「タカセの夢」は、夢中で見て楽しかったけれど、実は私は、開演前の、タカセと観客とのやりとりの部分がいちばん好きでした。観客一人一人を確実に見つめるタカセの姿に、ここからどういう世界に連れていってくれるんだろうという期待感が高まった。


06/18/2011(土)

7月にあざみ野で山下残さんのワークショップがあると知り、ツイッターでお知らせしたら、友だちが申し込んだそうで、お知らせしたかいがあってよかった。


06/17/2011(金)

友だちと井の頭公園駅で待ち合わせ。ランチ&サンプル稽古見学という予定。行きたかったエスニックレストランが開店時刻前だったため急遽別の店に変更するハプニングはあったけれど、美味しいランチと充実した稽古見学だった。サンプルはあんなどろどろした作風(というか、世間の常識なんて知ったことかの松井周ワールド)だけど、稽古場は和気あいあいとしていて、俳優がいろんな提案をしたり演出家が若い俳優に教育的なダメ出しをしていたりしていて、あたりまえだけどものすごく健全だった。

吉祥寺の街を歩いてるとき、友だちが「この先にヨーガシテンがあるんですよ」と言った。私は、用賀支店?吉祥寺なのに?だいたいなんの用賀支店?、と頭の中が疑問符でいっぱいになった。でもそれは私の脳内漢字変換の間違いで、買物帰りで荷物からネギが顔出してたお客にイートインを断った洋菓子店の話だった。


06/16/2011(木)

遠出した先のカルディで塩漬けケッパー探すがなく、でも見つけたドライドトマトを購入。帰宅して、炊いた玄米と刻んだラッキョウ塩漬け、戻して刻んだドライドトマトを混ぜて食べてみる。あー、このトマトの出汁がうまいのよね。次はご飯炊くときに投入してみよう。

図書館で、イタリアについての本など借りてくる。出発まで2週間切った。


06/15/2011(水)

近所の輸入食品店に、前にあった塩ケッパー110gプラケース入りがなくなり、いまあるのは100gガラス瓶入り。300円以下だったのに、新しいほうは値段が400円をこえている。うーん、残念。今までみたいに惜しみなく使えないではないか。月末にイタリアで買ってくるか。


06/14/2011(火)

ちょいと用事があり、大学に行った。学会や友だちの結婚式で週末の大学にとか、学生さんの公演を見に夜の大学にとかは行くことがあるけれど、授業がある日の昼間に大学に行くなんてめったにないことで、おりしもお昼休みの構内にあふれる若い人、人、人に圧倒される。用事は無事すんで、無事帰る。

注文していた玄米5kg届く。最近生食はとんとやめてしまったが、加熱調理した玄米の歯ごたえが好き。白米のご飯が物足りなく感じる。

スケジュールに関し重大な思い違いをしていたことが発覚。実害はないが、実害はないんだが、いや実害はないわけじゃないんだけど人に迷惑をかけるような実害はなくて私が残念なだけなので実害はないようなもんなんだが、しばらくショックから立ち直れなかった。数時間で回復。

LAW & ORDER SVUで、男女の双子(つまり二卵性)と思っていたら実は……というエピソードを見る。これって「ブレンダと呼ばれた少年」またはそれの元になったケースそのものが元ネタだよね。医師が、性を決定するのはnature(生まれ)ではなくnurture(育ち)だ、と力説するところとか、医師が双子にさせたおかしなセックスセラピーとか、結構そのまんまだと思う。でもラストが現実の話とはぜんぜん違っていて、ドラマの意味ってこういうところにあるのかもしれないと思わされた。


06/13/2011(月)

このあいだアメリカの友人が送ってくれたパンケーキミックスが、おいしくて簡単で夢のようである。粉と水(同量)を混ぜ合わせ、熱して軽く油をひいたブライパンで両面焼くだけ。甘味が入ってないので、玉子とベーコン添えて朝食に、なんてのもよさそう。こんなに簡単便利なのはあやしいような気がしないでもないが、健康食品っぽいのよね。


06/12/2011(日)

地図帳が欲しくて、書店で探す。見比べているうちに欲しかった気持ちがある程度満たされたのと、どの地図帳にするか決心がつかないのとで、きょうのところは買わずに帰る。地名のフォントとか地形の表現とかで、印象が結構ちがうのね。

最近次から次へと靴下に穴があく(次々寿命がきてるということだと思いますが)ので、補充のため3足購入。靴下カバーみたいな形(カバーソックスっていうのかな)だけど足首のところが輪になってるタイプ。涼しいけれどちゃんとソックスなので、夏場に重宝するのよこれ。

週末にちょっと遠出しようと思ってる。どこで何をしようかまだ流動的な部分があるので、楽しく迷い中。


06/11/2011(土)

いえから一歩も外に出ませんでした。最近、オフの日のオフっぷりがすごすぎる気がする。

LAW&ORDER SVUを見ていたら、レイプされたと主張する女性と、レイプしてないと主張する男性の、どちらが信じられるのかまったく判断がつかないエピソードがあり、これはどう終わるのかと思ったら、陪審員長が判決を読み上げる途中の、We find the defendantというところで終わっていてビックリした。うわー、こんな作りは初めて見たよ。ちょっとねらいすぎという感じもしたけれど、裁判にかかわっている当事者からしてみたら、何が真実かはこのように最後まで判然としないものなわけだろう。


06/10/2011(金)

ニ騎の会をもう一度見る。ダメ男の話、とみんな言うけど、私はどの登場人物にも嫌悪感がない。どの人も自分みたいだと思ってるのかもしれない。


06/09/2011(木)

山下残さんの稽古の見学に行く。新作公演がとても楽しみ。


06/08/2011(水)

朝10時から「東京ノート」稽古。私は衣裳が新しいものになったので、どんな感じか着て動いてみたかったし、他の人にも見といてもらいたかったので、きょうの稽古で着てみた。ピンクのスーツも、インナーのTシャツも、良い感じ。

夕方、千葉へ。三条会「ひかりごけ 2011」Aバージョン観劇。ビシッとした肉体としっかり構成された空間から、言葉が発せられ、どんどん私の身体の中に入ってきた。

終演後、池袋へ。映画「歓待」のトークに出席。近所の主婦役の3名で、撮影の思い出や映画と演劇の演技の違いやについて、とりとめのないような、といって内容がないわけでもない話を、ときには客席にいる深田監督や主演の杉野さんも巻き込んで展開する。お客様の中には、大学の課題でこの映画を見てレポートを書くために来たという人や、授業のときに先生が「歓待」のチラシを配っていたので見にきたという人もいらした。

アメリカの友人から小包が届いた。3月の震災直後に「何か必要なものがあったら送るので言ってくれ」と言われ、いや大丈夫だしいまはガソリンも不足して被災地への物資輸送もたいへんなときなので、また何かあったら言うけれど今はとりあえず送ってもらわなくて平気、と一度返事して、それっきりになっていた。中身は、クッキーやチョコレート、カップヌードル、粉末ミルク、ケーキミックス、ブラウンシュガー、コーヒー、電子レンジで作るオートミールなど。一時カップ麺をはじめ食料品がなくなったこととか、牛乳の心配とかを、きっと報道で知って心配して送ってくれたにちがいない。この小包は、食料品というよりも、友だちの愛と親切心そのものだ。感謝に胸が熱くなった。


06/07/2011(火)

「The End of the Story」は、文章にリズムがあって美しい。まだ最初のほうなので、話はよくわからない。

イタリアツアーのミーティングの後、事務所の暖簾の修繕&洗濯(パッチワークで私が作ったものなので、アフターサービスというか)。そして、「革命日記」の通し稽古を見せてもらう。100%良い人も100%悪い人もいない、みんなそれぞれの言い分があり事情がある。だから争ったり話し合ったりあきらめたり納得できなかったりする。当たり前といえば当たり前のことなんだけど、見ていてものすごくしっくりきた。私たちはこうやって生きている。

空き時間に稽古場で少しストレッチなどする。ちょっと眠ったりもした。夜は、別のミーティング。


06/06/2011(月)

日付変わって6月6日となったきのうの深夜、絵描き歌「かわいいコックさん」について夫と話し合った。「雨ざーざー降ってきて」の部分がそれぞれの記憶が違っていた。しかしこのコックさん、可愛いとは思えないのだが。

きょうは、オフ。ダニエル・タメット「Embracing the Wide Skye」読了。なぜロトとかにお金を使うべきでないのかとか、論理的思考法(逆裏対偶とかそういうやつ)とかを懇切丁寧に説明してくれるダニエルさんの態度が好きだけど、説明そのものは飛ばして読んでしまいました。ごめんねダニエル、私は最新の科学よりも、やっぱりあなたのことをもっと知りたいんだ。そして、きのうamazonから届いたリディア・デイヴィスの「The End of the Story」を読み始める。けっこう古い本なのね。縦長でちょっとにじんだフォントが最初ちょっと読みにくいなと思ったけれど、枠組みが不明瞭なまま読み始めてだんだんとなんの話かわかってくる感じが面白い。

映画「歓待」の、6/8のトークイベントに出ることになった。


06/05/2011(日)

午前中、「東京ノート」自主稽古。きょうは家族が大勢集まるシーンを練習した。次男、三男が新しいメンバーになって、また雰囲気がかわって面白かった。昼食後、由美・好恵二人のシーンをもう一度復習。

稽古場でストレッチしたりおしゃべりしたりゴロゴロしたりした後、夜は二騎の会「四番倉庫」観劇。

帰宅すると、6/3深夜(日付的には6/4)にamazonに注文した書籍がもう届いていた。早い!


06/04/2011(土)

引き続き「Embracing the Wide Sky」を読んでいる。知らないことがわかってたいへん興味深い本だけれど、本当は私は、最新の科学のことよりもダニエル・タメット自身のことが知りたい。

夜は、友人宅で飲み会。


06/03/2011(金)

きょうもオフ。引き続き、眠ったり、読書したり。ダニエル・タメットが出演したテレビ番組をYouTubeで見たり。これは彼の前著「Born on a Blue Day」を読む前にも見てた映像なんだけど、本、読んでから見るとまた違った見方になるのね。そしてその続きで、ダニエルが新著について語っている映像も見る。この人、物静かで良いなぁ。友だちになりたいです。

最近、発芽させた玄米をさっとボイルして食べたりしている。きょうは、ナスを小さいさいの目切りにしたのをオリーブオイルで炒め、水を足したところにこのボイル玄米を入れ、味噌と酒粕とフレーク状のカレールーで味付けして、リゾットのようなものができた。前にどこかで「ナスは肉だ」という意見を読んだけど、まさにそんな感じ。濃い滋養。

夜、友だちから嬉しい知らせ。すごい、すごいよこれは。私もすごく嬉しい。


06/02/2011(木)

オフ。洗濯した他は、おもに寝ていた。そんなに疲れているわけでもないと思うんだけれど。そして、引き続きダニエル・タメットの新しい本「Embracing The Wide Sky」を読んでいる。書名中の前置詞や冠詞は(書名の先頭でない限り)大文字で始めない、と昔習った気がするんだけど、この本の表紙を見るとTheってなってるね。アメリカとイギリスで違うんだろうか。


06/01/2011(水)

目覚まし時計が、見ても見ても進まないなぁ、きょうは時間の過ぎるのが遅いなぁと思っていたら、電池がはずれてとまっていた。20分で支度していえを出なければ遅刻してしまうではないか。ちょっと20分では無理で、35分後にいえを出て、10分遅刻して目的地に到着。

「ソウル市民1919」プレ稽古。登場人物が揃わないシーンは出はけ(人の出入り)の確認のみ、揃ってるシーンは台詞と動きを同時に確認。プレ稽古はまだ台詞を覚えていなくても良いとのことで、みんな台本を手に持って動いてる。青年団の普段の稽古では台詞は覚えた状態でやるから、なんだか新鮮だった。


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