つれづれなる日々

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2013年6月の日々


06/30/2013(日)

ホテルの朝食のパンコーナーを見たら、トースターの隣にオリーブオイル、ニンニク、トマトが用意されているのに気づいた。パン・コン・トマテ用だ!

俳優は夕方集合になったので、昼間何人かでガウディーの建築を巡る旅に出掛ける。

まずは地下鉄でサグラダ・ファミリアへ。駅の階段をのぼって地上に出てふりむいたら、あった。建築用クレーンが何台もあって、「本当にまだ作ってるんだ」とそのことに驚く。長蛇の列だったので中に入るのはあきらめ、まわりから鑑賞。そして、歩いてカサ・ミラに向かう。途中にもガウディの建築があるはずだということで歩いていると、観光客とおぼしき人たちが写真を撮っている建物があり、ここにちがいないと私たちも写真を撮り、「このガウディ、なんか普通だね」とか言っていたのだが、どうもこれはガウディ建築ではなかったらしい。

ラ・ペドレラ(石切り場)とも呼ばれるカサ・ミラは、前に行った人から、絶対に中に入ったほうが良いと言われていたので、列に並んでチケットを買って入った。そんなに待たずにすんだし。中庭から上を見上げると、ぐにょぐにょと波打つ壁に囲まれた明るい空が見えた。屋上は、屋上そのものも周りの景色も面白かった。塔の1つの緑のドアに「押せ」と言わんばかりの、ハンドルを両手で握っている絵の表示があったので、押してみたら、ドアが開いて警報が鳴り出してビックリした。でもだれも気にしていないようだった。そしてしばらくして音がとまった。あの表示はなんだったんだろうか。とにかく、カサ・ミラは、外装も屋上も屋内も興味深かった。

カフェで一休みして、地下鉄で帰った。途中、テイクアウトのサンドイッチを買った。スペイン風オムレツをバゲットにはさんだやつを試しに買ってみたら、美味しかった。

夕方から、場当たり。


06/29/2013(土)

朝から仕込み。私はケータリング用の買い出しなど。

夜、ホテルの近くの居酒屋で、わいわいがやがや食事。魚介など。全部美味しかったけど、パン・コン・トマテというのが楽しかった。トーストしたバゲットに、生ニンニク(1片、つぶのまま)をゴリゴリゴリとこすりつけ、縦半分に切ったトマト(自分で切る)もゴリゴリゴリとなすりつけ、つまりパンをおろし金のように使って、ニンニクとトマトをおろしてなすりつける、という感じ。そこに塩とオリーブオイルをたらして食べる。前菜というか、虫押さえみたいなものなんだと思うけど、これがメインでも良いくらい私は好きでした。


06/28/2013(金)

早朝のバスで成田へ。免税店でUSBマウスを購入(ノートパソコンのクリックボタンがときどき反応しなくなるので)。フランクフルト経由でバルセロナに向かう。

トランジットのフランクフルト空港で、ポール・オースターのペーパーバックを購入。「『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』の人だよね?」というくらいの知識しかないんだけど。

パルセロナに到着し、ホテルにチェックインして、何人かでご飯を食べに、行った、と思う。どうだったかな?(8月11日記す)


06/27/2013(木)

ジャイロキネシスのクラスに行く。「室内」で知り合った友だちも来てた。この先生良いよってすすめておいたんです。終わって、二人でゆっくりお昼を食べた。

午後はアゴラで、明日からのスペインツアーのための劇団の荷物のパッキング。むやみに気分が高揚してくる。

夜は、ワークショップの研修会。明日スペインに出発というこの日に受けなくてもとお思いでしょうが、静岡とスペインがあるので、きょうしかスケジュールがあいてなかったんです。

10時過ぎに終了し、帰宅。荷造り。


06/26/2013(水)

稽古の後、美容院に行く。ほぼ1年ぶり。お湯シャンプーをしているので何か言われるかと思ったけど、特に何も言われなかった。頭皮や毛髪に、特に変化ないってことかな? 髪については、だいぶ痛んでるねとは言われた。まぁ、1年間ほっといたからね。


06/25/2013(火)

朝から「三人姉妹」稽古。

夕方、歯医者。それから、今度SPACに出演する友だちと会って話す。私自身、舞台芸術公園にいくことになったとき知り合いのSPACの人にいろいろ聞いたんだけど、SPACの人には舞台芸術公園の生活があまりに日常になっているためか、あまり具体的に役立つ情報は入ってこなかった。「最寄りのスーパーまで徒歩30分だけど、山道だから帰りはのぼりできついよ」とか、「気候は東京とそれほどかわらないけど、とにかくまわりに店とかがなくて、ぱぱっと買うわけにいかないから、寒くても暑くても大丈夫なように衣服を用意しといたほうがいいよ」とか、「野菜の無人販売は、階段おりた右と左と、あと左に下っていく道の途中に何カ所かあるよ」とか、そういうことを知りたかった。はじめて行ってどんなところにとまどったりびっくりしたりしたのかを思い出しながら、生活の役に立ちそうなことを教えてあげた。自分のためのおさらい(?)としても、ちょうどよかったと思う。


06/24/2013(月)

4時に起きて身支度。少し雨が降っている。宿舎を出、守衛室に鍵を返す。ポーランドのカンパニーの人たちの乗ったバスがちょうど出発するところだった。私は、楕円堂脇の坂道を通って草薙駅へ(こないだ同じ早朝に階段ルートで草薙に向かったら、道路に出るまで真っ暗で大変だった)。だんだん明るくなっていく。鳥の声が聞こえる。なんだか、感慨があるようなないような不思議な時間だった。

自宅に荷物だけ置き、10時からの旅公演ミーティングに向かう。そのあと、稽古。ところどころ台詞が不確かで、稽古をとめてしまった。

夜は、アゴラの演劇学校無燐館の人たちの創作発表会を見に行く。力作ぞろい。

さすがに疲れて、打ち上げには出ずに帰宅。


06/23/2013(日)

朝、草薙駅まで歩く。最近は、県立美術館、県立大学、郵便局の前を通って行くルートが気に入っている。しずてつストアとJR駅の売店でお土産を購入。さてここからJRに乗ってバスに乗って帰ろうか、とちょっと迷うが、待ち時間を考えると歩いたほうが早く着くので、回れ右して歩いて戻った。

食事を済ませ、宿舎を引き払うための荷造り。明日は早朝に歩いて山を降りるつもりなので、大きな荷物は今日のうちに宅配便で出しておきたい。2カ月の滞在中ほぼ毎週末いえには帰っていたので、いらないものは少しずつ持って帰っていたし、逆に必要なものを途中で追加したりもしていた。でも荷物の総量はそれほど変わっていなかったみたいで、なんとかスーツケースに詰め込む。

「室内」最終公演。宮城さんとレジさんの熱いトーク。レセプション。


06/22/2013(土)

クロード・レジさんの舞台作品の映画「神の霧」を再度見る。なるほど、これが本来意図された音と映像であったか。

そして、「室内」公演3回め。終演後、見に来てくれた友だちとフェスティバルバーで話す。

夜は「黄金の馬車」観劇。終演後、新幹線で帰る友だちをバス停まで送ったら、たまたま知ってる人がすぐ前に並んでて、
「マチコさん、お久しぶり。見にきたんですか?」
「え、いや、『室内』出てたんだけど」
「え!? 見ました。えー!」
みたいな会話になった。そのあと、フェスティバルバーに戻って、別の友だちと話す。


06/21/2013(金)

前にチェーホフの「かもめ」をジャンカルロ・ナンニ演出でやったとき、「演劇は、あるがままの姿を描いてもダメだし、こうあるべきだというのを描いてもダメだ。自由な、夢にあらわれる形でなければいけない」というような台詞を、それはもともとはコースチャの台詞なんだけど、出演者が一人一人繰り返して言うシーンがあった。と思う。いま、クロード・レジさんの演出で「室内」をやりながら、よくその台詞のことを考える。

きょうは、先週に引き続き、2度めのゲネプロ。終了すると、思いのほかぐったりしていた。気圧のせい?

ぐったりしていても、夕飯は作って食べた。梅シロップと煮干を使い切る。静岡滞在もあと2日。


06/20/2013(木)

静岡滞在も残すところあと4日。来週のジャイロキネシスクラスを申し込んだり、美容院を予約したり、「三人姉妹」スペインツアーのための空港バスを予約したり、なんだか本当に「終わり」っぽい。あと、今日発売のマームとジプシー「cocoon」のチケットも予約した。

きょうも、通して、稽古終了。


06/19/2013(水)

朝の電車で静岡に。バスの時間まで少しあったので、東静岡駅近くの、いつもあまり行かないスーパーに寄ったら、「富士山パン」というかわいいパンがあったので買った。立体的な富士山の横っちょに顔が描いてある。

お湯洗髪を始めて40日くらいになる。1カ月くらいたっても髪のべたつきが気になって、塩シャンプーを導入してみたりしていたんだけれど、ここ数日、お湯だけで調子が良い。ネットで知った「熱めのお湯で洗う」「時間をかける」という点が、決め手のようだ。


06/18/2013(火)

朝からジャイロキネシスのクラスに行く。足裏のトレーニングが興味深かった。今回の「室内」の公演に関係があるので、歩行関連のことにどうしても関心が向かう。こないだのGAGAのクラスでも足裏の意識が変わったし、きょうのトレーニングも、これから日々やっていこうと思った。

そんな有意義な充実したクラスだったのに、帰る段になって自分の靴が見つからず、もう次のバレエのクラスが始まってるのに先生に一緒に探してもらったり受講者の人にも靴を確かめてもらったりする大騒ぎに。実は朝いえを出るときに夫の靴をまちがって履いて出て、歩いてるときも教室で脱いだときもぜんぜん気づかず、履いて帰るときになって見覚えのない靴に驚いた、という次第。ホント、皆さん、すみませんでした。

夜は、夫と焼肉。


06/17/2013(月)

午前4時前に出発。階段ルート、真っ暗。外灯とかないから当然といえば当然。暗い下り階段は、暗い坂道よりも怖いことを知った。始発電車で、アゴラに向かう。小田原からの小田急線で、眠って起きたらぎゅうぎゅうの通勤電車になっていて、ビックリした。海老名あたり。

午前9時から、来年の演目(先週のとは別)のための劇団内オーディション。その後、来週からスペインツアーに行くアンドロイド版「三人姉妹」の台詞あわせを共演者と2人で。

午後帰宅し、録画してあったTV番組などを見る。夜はかめや。


06/16/2013(日)

「Waiting for Something」観劇。

「室内」2日め。きょうも、アップの一環として舞台上を30分弱歩く。ゲネの前くらいから始めたんだったっけかこれ。いや、もうちょっと前か。先週の頭くらいか。

夜は、参加者交流のためのレセプション。「Waiting for Something」は、ダメ男なのに最後は肯定されて終わってて、これって男の夢ってことですかね、なんてことをつくり手のかたに直接申しあげたり。


06/15/2013(土)

「室内」初日。集合時間の変更があったりしたが、落ち着いて時間が進んでいった。終演後、ダメ出し、ロビーで乾杯。を早めに抜けて、きょう観劇した夫と合流。好評!

食事をした後、劇場に戻り、まだ残っていたスタッフやキャストに夫を紹介。舞台美術や照明の感想を聞いて、フランス人スタッフが嬉しそうに誇らしそうにしていた。


06/14/2013(金)

朝9時から、劇団内オーディション(受けるほうです)。10時前には該当箇所を終了し、電車で静岡へ。東京は湿った天気だったけれど、東静岡駅におりたら(ちょうど東静岡からのバスがある時間だった。)、空は青く雲は白く陽光は輝いて、もうそれは見事な晴天だった。

きのうと同じく、14時過ぎから30分間ほど舞台でアップして、いったん宿舎に帰ってごはん。いろいろして15時半近くに劇場に向かってたら、別の座組のSPACの俳優さんたちに、「(16時からゲネなのに)こんな時間に何してんですか!?」と驚かれたり、「歩きながら集中してるんですよね? 一人にしておいたほうがいいですか?」と気を遣われたりした。そうか、明日からは、こんな時間に外歩いてたらお客様に会っちゃうのか。ルートを考えなければ。

ゲネの客席は、SPACの方たちでほぼ埋まっていた。


06/13/2013(木)

振込みしに郵便局へ。静岡長生館から県立美術館に出て県立大学の前を通っていくのが近いみたい。緑が多くて気持ちいいことはたしか。途中、無人販売で梅ときゅうりを購入。

稽古は、16時から通し稽古。ダメ出しで、「とてもよかったけれど、とてもよかったと言うと翌日ダメになるので、とてもよかったとは言いません」と言われてた人がいたよ。レジさんは、戦国武将で言ったら徳川家康みたいなタイプかな、とか、無責任にそんなことを思う。

稽古の後は、午前中と同じルートで草薙駅まで行って、JRに乗って帰宅。明日、青年団の劇団内オーディションがあるので。そんな慌しい帰宅なのに夜中近くに梅シロップを作るといって作業し出して夫にビックリされる。私の中では、先日いただいた梅シロップ(去年漬けたもの)が美味しかったので「無人販売でまだ梅を売ってたら、ぜひ買ってつくろう。でも静岡の宿舎で作ったら持って帰るのが大変だから、途中で帰宅するときに作ろう」ということですっかりそういう気分になっており、ビックリされてかえってビックリした。


06/12/2013(水)

きょうの稽古は、いつもより1時間遅く、15時開始。なのにそれまで特に何するでもなく過ぎてしまった。きのうのたけのこは、刻んで、ちりめんじゃこと一緒にご飯にまぜて食べた。歯ざわりが楽しかったけど、あまり味や香りはせず。ゆですぎたかな?

稽古は、通したあと、一部返し稽古。きょうはこれ、そしてきょうはこれ、と一つずつ問題を解決し、前に進んでいくレジさんだ。

そしてダンス部は今日もカチカチ山テラスでKENTARO!!モブを練習。二人でこぢんまりと。やっとサビのとこまでつながった!  映像見て振りを解析、コピーしてくれる人がいるからやれてる部活動。ありがとうございます!

夜、はじめて部屋で蚊取り線香をたく。煮炊きは電気だしタバコ吸わないからライターないし、どうやって火をつけたら?と一瞬おろおろするが、先週フォルクスビューネのグッズのマッチをもらってきてたことを思い出し、しゅっと擦る。これ無かったらどうしてただろう。自宅を離れた生活は、ときどき予想外のものがなくて困ることがある。ピーラーとか、輪ゴムとか、小皿とか。蚊取り線香「立て」はパッケージに入ってたけど、落ちてくる灰を受ける皿がなく、アルミホイルもないので、これはステンレスボールを使った。


06/11/2013(火)

書籍だけなら返却ボックスに返せばいいんだけどCDがあるので返却カウンターに行かねばならず、開館前の図書館へ。開館5分ちょっと前に行ったら、10人くらいの人がすでにドアの前にいた。お年寄りが多いけど、お年寄りばかりでもなく。9時半の開館を待って図書館に行く人ってどんな人だろう(ま、私もその1人だったわけですが)、などと思いを馳せるひまもなく、さっさと返却してさっさと駅に行って電車に乗る。静岡へ!

12時半草薙着。郵便局に寄ったり、無人販売でとうとうたけのこを買ったり(以前、小銭がなかったり、小銭を作ったらもう売り切れていたりで、買えなかった)して、13:15楕円堂着。14時からの通し稽古に向けて準備。

通し稽古は、客席で見ないで楽屋のモニターで音声だけ聞いていた。きょうは返し稽古はしないということになり、稽古終了。放課後ダンス部のためカチカチ山に行くと、週末の公演のため今日静岡入りしたフランケンズの人たちがいた。フランケンズの人たちや厨房の人たちにたぶん「この人たちは何をやっているんだろう?」と思われながら、ベランダで練習。私は、空腹と疲労で最後集中力切れてしまった。

宿舎に帰り、鯖味噌煮を作り、冷蔵してあったポテトサラダとご飯とで、夕食。たけのこは、ネットでいろいろ調べ、皮を全部剥いて縦半分に切ってから鍋に入る長さに切ってゆでた。朝早かったのでもう深夜のような気がしたけどまだまだ早く、読書してるうち眠り込んだのがたぶん9時くらいで、11時半に目がさめ、ここ数日の日記など書いている。ゆでたけのこを味見してみたら、たけのこの香りがして美味しかった。


06/10/2013(月)

ボーノ相模大野のコンタクトレンズ屋さんでも先日の静岡と同様、有料で眼科の診察を受けて処方箋をもらってくるシステムと言われ、それだったら渋谷の大型チェーン店(こないだ店員の対応があまりよくなかったのでもう別の店に行こうと思ってた)にもう一度行ってみようと、急遽渋谷に向かう。きょう対応してくれた人は問題なかった。「ポイントはおためでよろしいですか」っていうのがちょっと面白かった。レンズは、取り寄せになるのでメーカーから直接静岡に送ってもらうことにした。

友人と合流してウォーキング。1時間半くらい。いろいろと話を聞いてもらう。友だちの目を通して、自分のことを客観的に振り返る。ことが少しはできたように思う。こうやって週末にいえに帰って夫や友人と話すのはとても大切。

夜は、仕事帰りの夫と居酒屋ご飯。現場で汗をかいたから着替えにTシャツを持ってきて、と頼まれて、了解!と返事して、これを持ってくって選んで椅子の背にかけて置いてたのに忘れて出て、駅のスーパーにすっ飛んで買いに行って待ち合わせに遅れてしまった。


06/09/2013(日)

クロード・レジ作品の映像化「神の霧」の上映を見る。演劇の記録映像ではなくて映像作品なんだ、と納得できてからは集中して見られた。ただ、やはりどうしても、今つくっている作品のためのヒントを探すような見方になってしまっていたとは思う。

終了後すぐ芸術劇場に移動。夜のレセプションのお料理準備隊です。オフな「室内」組、なんだかハイテンションで、タマネギやアボカドやマグロやピクルスをどんどんみじん切りにしていった。そして、観劇する人たちと別れて、私は週末の帰宅。

夫と合流し、かめや。帰宅して、録画の「チューボーですよ!」2本。


06/08/2013(土)

Mark Isにコンタクトレンズのチェーン店が入ってると思って行ったら、そんなお店はなくて、1軒あったコンタクト店では上の階の眼科で処方箋をもらってくるように言われ(有料診療)、じゃぁいいですと、あきらめる。それで予定より時間があいちゃって、あっちこっち見て回ったんだけど、冷房で寒くなっちゃって、早めに芸術劇場に向かった。

芸術劇場は、「脱線! スパニッシュ・フライ」。3回やったらわかるところを10回くらいやっちゃうくどさと明るい大げささが、とても、とても私の好みだった。衣裳と美術が豪華なあなざーわーくす、というような印象(観客参加型ではないですけれども)。

そうだきょうは行きも帰りも、通りかかったSPACの人の車に乗せてもらって助かっちゃったんだった。

東京方面から来ている知り合いもいるようなのでフェスティバルバーに行ってみたけれど、あまりの混雑にすぐ宿舎に戻ってしまった。夕食を作って食べ、「黄金の馬車」終演後のトークだけ聞きに行った。ゲストは柳家花緑さん。


06/07/2013(金)

きょうの稽古は、あまりよい出来ではなかったようで、「皆さん、通し(稽古)に慣れすぎているように思います」と言われてしまった。そして、その次のレジさんの言葉が、「ここで、私はリスクを負おうと思います。日曜月曜とオフの予定でしたが、あしたの土曜も休みにしようと思います」で、ビックリ。


06/06/2013(木)

県立美術館に行って、ミュージアムショップ(富士山が好きな友人に、いろんな富士山の絵のポストカードを買った)と、あとその近くで上映していた草間彌生のドキュメンタリー映像を見た。草薙に向かって適当に歩きながら、県立美術館、中央図書館、県立大学の位置関係をぼんやりと把握。しずてつストアで買い物して、戻る。

冷えとり健康法の本(「新版 万病を治す冷えとり健康法」)を借りて読む。思った以上にオカルト/とんでも的な内容に驚く。貸してくれた人が、まずは体験談のブックレットから私に読ませたのは、うまい作戦だったと思う。1冊めがこれだったら、私は冷えとり健康法をやってみる気にならなかったかもしれない。ただ、なるほどと思う部分も多いし、科学万能とは思っていないということもあるし、ちょっとしばらく冷えとり健康法をやってみようかと思う。


06/05/2013(水)

とりあえず、20分の半身浴だけ続けてみようと、「三人姉妹」の台本を読みながら朝の半身浴。その後、午前中は自分の劇団の用事をする。

稽古は、まず通し。そして休憩の後、カーテンコールを作った。以前、フランスではカーテンコールを事前に練習するのは縁起が悪いと言われている(ので練習しない)、というようなことを聞いていたんだけど、あれは特定の演出家の場合だけだったのかな?

稽古の後、昨日から来ているドイツチームにばったり会う。「(あなたたち)スパニッシュフライ、(私たち)クロード・レジ」みたいなやりとりをする。フェスティバルっぽいね。


06/04/2013(火)

部屋でアップ。階段ルートで下におりて野菜の無人販売を見る。ジャガイモ、キュウリ、ピーマン、インゲンを買う。そして坂道ルートで楕円堂へ。

稽古は、「今日はとおしません」とのこと。細かくやっていった。

放課後ダンス部は、KENTARO!!さんのモブの、全員で踊るとこの復習。あと、井手さんのモブのも踊った。

夜は、貸してもらった冷えとり健康法小冊子を読む。すねとかふとももとかが冷えている感じはあるので、下半身をあたためるということ自体には大賛成。今日読んだのは体験談をまじえて冷えとり健康法を紹介する、入門の入門みたいな冊子なので、これだけを読んで始めるというのはちょっと違うだろうという気はしている。とりあえず半身浴はしてみた。


06/03/2013(月)

2日もオフがあって、しかもフェスティバル開幕でわーっと祝祭的になってたので、気分がなかなか稽古モードにならない朝だった。ウォーキングにも行かず、部屋でのアップもせず、劇場に向かう。

レジさんに、髪型をかえてくれと言われる。いままでミィみたいな頭頂のお団子にしてたんだけど、頭にコルクをのっけてるみたいじゃない髪型にしてほしいとのこと。

今日の稽古は出番まで客席で舞台を見ようと思っていたんだけど、楽屋で用事をしていたら客席に戻るタイミングを逸してしまい、楽屋で音声モニターを聞いていた。

稽古終了(かえた髪型は、好評だった。よかった)後、放課後ダンス部で去年のF/TモブのKENTARO!!さんのを練習。2つに分かれてお互いのを見合ったりして、部活動っぽくなってきた。

遠くのスーパーまで行く人たちの車に乗せてもらい、途中でおりて、私は近くのスーパーへ。小麦粉とヨーグルト(ホットビスケットや中華まんつくるので常備してる)、あとは野菜や肉、豆腐などを買って、徒歩で戻る。茶畑ルートののぼり道、たしか以前は途中で立ち止まらないとのぼれなかったんだけど、最近は一気にのぼれる。きょうも夜景がきれいだった。


06/02/2013(日)

「ポリシネルでござる!」は、たぶん1回1回ずいぶんちがう公演になるだろうと思い、ぜひもう1度見たくて、お願いして今日の15時の公演(最終回)を見せてもらう。展開がわかっている状態で、技術的なところに注目して見てみたい、という思いもあった。再度堪能。

今日は、行きを歩いて、帰りはバス。

夜は、参加カンパニー同士の交流のためのレセプション。フランスの人形劇の2人からいろいろ話を聞けてよかった。


06/01/2013(土)

ふじのくに⇔せかい演劇祭2103、開幕。今日明日は稽古がお休み。

まずはフランスから来た人形劇「ポリシネルでござる!」を観劇。人形たちと人形遣い2人の絶妙の掛け合いを堪能。見事な立ち回り、叙情あふれるラブシーン、おどろくほどの残酷さなど、見所満載だった。子供より大人のほうが楽しめる作品なんじゃないかと思う。もちろん子供も見てて楽しいと思うけれども。

非常に満足して、歩いて舞台芸術公園に帰る(行きはバスだった)。途中、手芸店を発見。何度か通ってる道なんだけど、いままで気づかなかった。

観劇の前後にスーパーで、味噌、油、日本酒(料理に使う)を購入。今ちょうど、滞在の半分終わったくらいのとこだから、まぁ、良いペースで常備品が消費されていってる、というところでしょう。

夜は、野外劇場で「黄金の馬車」観劇。


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