つれづれなる日々

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2015年5月の日々


05/31/2015(日)

Twitterでの友だちたちの「わが星」から触発されたやりとりを読んで、感動する。子供がいる、親である、ということで見方考え方が変わること、そんな自分の見方考え方をセンチメンタルでなくさらっと言ってしまえること。それに感動した。変わるっていうか、広がるのかな。でも人として全部のことを経験することはできないから、想像力を大切にしよう、とあらためて思った。

アーキタンツで笠井叡さんの舞踏の「振付」のワークショップ。昨日と今日の2回あって、私は今日だけ参加したんだけれど、もともとは2日間4時間で1つのワークショップということをやりたかったようだ。音楽は、ブラームスの交響曲第1番。振りの説明が、音楽にのるでもカウントでもないのが不思議な感じだった。即興で踊ることと振付で踊ることの違いについて、空間の捉え方のことなど、興味深いこともたくさん聞くことができた。そして何より、すぐ目の前で動き、しゃべる姿のかっこよさに圧倒された。

最初は振付を覚えられる気がしなくて泣きそうだったが、繰り返し練習し、また、下手でも良い、振付を通して身体を作るのだ、という言葉に励まされ、前の人の動きをチラ見したり人より早く走り出しちゃったりしながら、踊った。休憩時間に、友だちにお願いして復習できたのもありがたかった。まさちゃんありがとう。

終了直後はそうでもなかったが、帰宅後、脚がだいぶ筋肉痛になっていることに気づいた。上から下!、大から小!、みたいに緩急をつけた動きをたくさんしたものね。


05/30/2015(土)

普段あんまりネガティブなことはTwitterに投稿しないんだけれど、今日受け取った郵便に対しあまりに腹が立ち、「問題点がわかっていない。口頭で伝えるだけではダメであったか。はー、指先が冷たくなるよ。」とツイート。さて、どうしたものか。

夜は、地元で友だちと飲む。私がアルコールを飲まなくなってもう丸3年になるのか。ぜんぜん飲まないの?えらいね、と言われるけど、やめると決めた日からただもう普通にぜんぜん飲んでないです。ぜんぜん平気。昔の飲んでた頃の記憶はあるので、
「これ、焼き芋焼酎って、どんな味ですか?」
と聞かれれば、香ばしくて美味しいよ、と答えることも出来るしね。そして、飲み会のような場で気持ちがふわーっとなっていらんこと言ってしまうのは、どうもアルコールと関係ないようである。


05/29/2015(金)

森川クラスに行ったら、久しぶりの友だちがいて話に花が咲く。きょうは、二人組で相手を動かす的なワークがメインだった。集中してうまく相手の意向をキャッチできたり、自分の思うとおりに相手が動いてくれるとすごく気持ちがいいけれど、私としては1ミリも手を動かしていないのに相手がびょんびょん跳ねまわったり、自分が相手のサインを受け取れなったりで残念な感じになることもあった。


05/28/2015(木)

大学の映像関連のクラスを見学に行ったら、インタビューを使った小作品の発表で、本人たちに差別意識はないんだと思うけれど、差別的と思われる内容があった。その後、先生も講評でそのことを指摘していたが、学生たちはあまりぴんときていないようだった。

以前、地方の大学の先生が、学生にスキットを作らせるとゲイとか女装とかで笑いをとろうとすることが多く、そういうのは面白くないのだということをそのたびに言っている、というような話をしてくれたことがある。大学生ってまだそんなに子供なのかね。それとも日本の社会は私が思うほど差別に厳しくないのか?

差別意識を取り扱ったYoung Jean Leenの作品の話を昨日聞いたばっかりだったので、私にとってタイムリーな展開でした。

夜は、勅使河原三郎「神経の湖」。初勅使河原三郎。


05/27/2015(水)

東大に、Young Jean Lee's Alright Means and Horrible Endsという講演会を聞きに行った。講師は、ニューヨーク大学のKaren Shimakawaさん。Young Jean Leeという名前は、フェスティバルのプログラムで見たことがあって、舞台写真には何人もの全裸の女性が写っていて、それ以外のことは何も知らなかったけれどなんとなく興味は持っていた。

Young Jean Leeは、幼少時にアメリカに移民した「1.5世」コリアンアメリカンで、「自分が一番やりたくないと思うこと」を作品として発表し続けているという。私が舞台写真を見た全裸女性の作品は、Untitled Feminist Showというタイトルだった。きょうのレクチャーで紹介されたのは、Songs of the Dragons Flying to HeavenとThe Shipmentという2つの作品で、前者はアジアンアメリカン女性、後者はアフリカンアメリカンについて、差別的な発言などもぽんぽん飛び出す過激なもの。観客がみんなちょっとだけ罪悪感を持つような作風で大人気、とのこと。機会があったら公演を見てみたい。

佐野洋子対談集「人生のきほん」読了。


05/26/2015(火)

きのうは浮世絵や古地図を見ながら街を歩くという大変面白い体験をした。それにしても夢中で4時間半歩いたので、まだ脚が痛い。

午後、ダンス自主錬。なかなかやる気にならず、だらだらだらだらしてしまった。土曜日の課題もちょっとやってみた。


05/25/2015(月)

北品川路上観察。4時間半歩いた! 路上観察は、同じ場所を歩いたほかの人が何をどう見ていたかを聞くのがいつも面白い。行ってみたいお店がたくさんあった。近いうちにまた来たい。

「温泉に行きたいなー」
と行ったら、近所に住んでる友だちが、
「あるよ」
と言って天然温泉の銭湯を教えてくれたので、帰りに寄る。気持ちのいい黒湯だった。


05/24/2015(日)

イオンシネマ新百合ヶ丘に「幕が上がる」ライブビューイングを見に行った。会場が追加されたことを昨日の朝ツイッターで知って、調べたらまだ空席があったので予約したんです。

ツイッターで開演前の「ゼロ場」(開演前の、開場中の時間の演技)ことが話題になっていたので、できれば見たいけどライブビューイングは「18時開演」という情報しかなくその前のゼロ場があるのかないのか不明だった。それでもちょっと早めに行ってみたら、17時半に開場するというのでそれを待って中に入ってみたら、スクリーンにはすでに舞台の映像が。よかった、ゼロ場も見られる!

15分後くらいに入ってきた後ろの席の人たちが、
「え、もう始まってんの?」
「ゼロ場」
「あぁ」
という会話をしてた。ゼロ場なんて、たぶん青年団用語だと思うんだけど、「幕が上がる」で広く知られるようになったのか?

演劇の公演を生中継で映画館のスクリーンで見るというのは、初めての経験。TVとかDVDで演劇公演を見ると、自分の興味とカメラワークに食い違いがあって「なぜここでこの人を映すんだ!」というのが気になって集中できない場合があるんだけど今日のはそういうのがまったくなかった。ただ、映画「幕が上がる」の内容を踏襲してるってこともあり、また音楽が入ったりすることもあり、自分が見てるのが演劇なのか映画なのか何なのかちょっとわからなくなった。物語の世界はすごくよくわかったし、演技の詳細もよく見ることができたけれど。


05/23/2015(土)

ある課題を与えられると、そのことしか考えないで、もっと大きな全体の前提とか枠組みを忘れてしまうことがある。きょうは、そんなだった。さらに言えば、このプロジェクトの全体のとかなんとかいう以前の、自分がどうして参加してるかっていう、自分の欲望があるのに、それがスコーンと抜けていた。誰に頼まれたわけでもなくて自分にとって必要だしやりたいと思ってここに来てるってことを無しにしてどうするんだわたし。

ブランクが、1分できるようになった。


05/22/2015(金)

森川クラス欠席。家で、日課の筋トレをし、あと少しだけ身体を動かした。


05/21/2015(木)

友だちが誘ってくれて、ままごと「わが星」を見に行く。初演も再演も見てないので、きょう、初めて見た。


05/20/2015(水)

東京造形大学に行ってきた。山は良いね。静岡でも、相原でも、山は、良い。

図書館で、サリー・マンの写真集を3冊見つけ、じっくり見る。以前、映像翻訳講座でサリー・マンのドキュメンタリーが教材だった。だから映像で見たことのある写真が多かったけれど、パソコンの画面で見るのと紙の写真集では、やはり感じが違う。資料にあたることの重要性を思う。

夜は夫と、行きつけの居酒屋へ。女将さんに、
「(両手を上にあげて、身体を揺らす)行ってきたんですか?」
と言われる。最近ダンスをやってんですって話を前にしたからだね。
「きょうは違いますけど、(同じ身振り)やってますよ」
「あぁ、いいですね、疲れるけどすっきりしますよね」
と。


05/19/2015(火)

ジャイロキネシスクラスに行くつもりが寝坊して直前キャンセル。ホント、すみません!

午後のダンス自主錬は予定通り。先日の稽古で方向性がちょっとだけ見えてきた気がしたベルギーロール(?)の練習と、後はいつものメニュー。

日々の筋トレに、今日からプランクを取り入れる。30秒しかできない。目標は2分。


05/18/2015(月)

きのうのGAGAのときの身体の感じが、今日も一日まだ残っていた。

夜は、アゴラにてかえるPのダンスを見た。


05/17/2015(日)

久しぶりにGAGAのクラス。こんなに運動量多かったっけ? 肩を動かすのと肩甲骨を動かすのとの感じの違いが面白かった。


05/16/2015(土)

先週の土曜日のことを振り返る作文を書いた。


05/15/2015(金)

午後、ダンス自主錬。夏までの課題の一つベルギーロール(?)は、こないだの稽古のときにわずかながら感覚をつかめた気がしてたんだけど、なかなかむずかしい。この技は、「右から左、って方向性だと思ってたのに脚は左から右に行くのかよ!?」みたいな混乱が私の中にずっとあって、そのことの折り合いが頭の中でつけばできるようになるんじゃないかと思ったりしている。後は、ボディスキャニングと、45分間動き続けると、振付復習。

の後、森川クラス。体力が持つか少し心配だったけど、なんとか大丈夫だった。今日はフロアワークがなかったからかも。とはいえ、ペアワークで、相手を動かすにも動かされるにも身体を大きく使ったので、終わってみると下半身に結構きていた。


05/14/2015(木)

朝起きて、何気なく背中をさわってみたらなんか違和感。背骨のとこの凹みが前よりはっきり感じられる。「曲率が負」になってる! 身体が変わってきてる!? 最近ウェストら辺は筋肉っぽくなってきたなと思ってたけど、背中にも変化が出てきたか。よしよし。

きょうは夫と鳥獣戯画展に行くつもりだったが、混雑状況がいつ見ても「70分待ち」とかで、しかも入場してからまた中で並ぶらしく、なんだか大変そうなので、かわりに21_21 design siteの「単位展」に行った。まずは建物の景観に軽く驚く。平屋のようでじつは地下に広く展開していることにも驚く。展示自体も、さまざまな切り口からの単位へのアプローチがおもしろかったが、今日一番面白かったのは夫と私の見方の違いで、たとえば最後にショップで絵本を見ていても、少ないドット数で動物園の動物を表現した「どっとこ どうぶつえん」が私は面白くてしょうがないんだけれど夫はフラミンゴもパンダも猿山の猿もわからないと言っていたし、逆に夫が夢中で見ている立体視の本は私はどうがんぱっても立体視できなかった。


05/13/2015(水)

ほぼ日刊イトイ新聞で知ったなかしましほさんのおやつレシピは、重宝して使っている。クッキー、クラッカー、ホットビスケット、中華まんなど。特に中華まんは、肉まんでもあんまんでも、具をたくさん丸めて冷凍しておけばあとは皮を作るだけですぐできるので便利だ。

きょうは、その肉まん、あんまんで朝食にした。皮もだいぶ簡易版になってきてる。1つは、生地に砂糖を入れるのをやめたこと。もう1つは、熱湯を入れたあとも実はそんなに熱くないので、菜箸を使わず最初から手で混ぜてしまう。肉まんの具は火を通さないまま冷凍してあるので、しっかり火が入るよう蒸し時間は5分延長して20分にしている。

朝ツイッターで「おんぼろろおんぼろぼーろろー」とつぶやいてる人がいて、曲そのものと北原ミレイという名前はすぐに思い浮かんだんだけれど曲名が出てこず、ずっとひっかかっていた。夜になって、居酒屋で、似たようなトランペットのイントロの曲が掛かったとたんに「石狩挽歌」と思い出し、すっきりしてよかった。


05/12/2015(火)

久しぶり(7週間ぶり!)のダンス稽古。きょう新しく試したこともあり、そのほか前回から引き続きの「海とオランダ人」、振付と、いろいろやった。筋トレの大切さも再確認。自主トレでもちゃんとやらなきゃ。というか毎日このくらいちゃんと腹筋やってたはずなのにいつのまにかいい加減になってた。ちゃんとやろう。

楽しいだけじゃダメなんだろうけど、ダンスの稽古は、私は楽しくてしょうがない。


05/11/2015(月)

きのう図書館から借りてきたテキストで久しぶりにフランス語の勉強など。この教科書を借り出すの、もう4回めか5回めだ。万年初級を、早く抜け出したい。


05/10/2015(日)

地元相模大野のグリーンホールが25周年だそうで、その記念のイベント「相模大野 タウンアンサンブル」を見に行った。駅コンコースから始まって、ここでは金管楽器、ここでは弦楽器、ここではバイオリンの演奏と、それにのせてのダンス。ドラムの響きに先導されて商店街を抜け、伊勢丹を通り、グリーンホールに行き着くとそこでは日本フィルハーモニー交響楽団の演奏会。普段よく知っている街や通りが、ダンスの舞台になって、そこに音楽があふれて。華やかで楽しい良い時間だった。すごくよくできた企画だと思う。

ただ、スタッフと名札を付けた撮影の人が周りの観客にもカメラを向けるので、私は写りたくないのでそのたび顔をそむけたりうつむいたりするのがめんどくさかった。「撮らないでください」って意思表示できる手段があったらいいんだけれど。それと、報道の人かな、局名の入ったベストを着た人が、最前列で見ている私の前に三脚を立ててビデオ撮影を始めたときがあって、あれはちょっと、三脚を蹴飛ばしたい気持ちになった。大きな人がかがみもしないから、ダンスが何も見えなくなっちゃったよ。せっかくの楽しい時間に文句を言ったり口論したりして嫌な気持ちになりたくないし、本当に残念だった。それ以外は本当に楽しかったです。

夜は、かえる目ワンマンライブ。細馬さんの歌は「三人姉妹」利賀合宿のときに聞いたことがあるだけで、ライブは初めてでした。メンバー4人の関係性も含め、興味深いバンド。


05/09/2015(土)

新しい場所で新しい人たちと新しいことに挑戦。

夜、友だちとご飯。先週のワークショップの発表会の話をしたら、「そういうことだったのか。どうしてマチコさんはずっと外にいるんだろうって話してたんですよ〜」と言われる。


05/08/2015(金)

きょうの森川クラスは参加者6名。少人数でじっくりっていうのもいいですね。フロアートレーニングのとき待ち時間がないから、いつもより動いた。クラスの後、打撲であちこち痛くなるのはいつものことだけど(本当は、痛くしちゃダメなんだと思う。コントロールできてないから痛くするんです。)左手首の外側のぐりぐりしたところが痛くなったのは今日が初めて。可動域が広がったから?とポジティブに受け止める。


05/07/2015(木)

久しぶりにジャイロキネシスクラス。よくこの曜日に一緒になる人が、家での腹筋トレーニングの成果でお腹がすごく平らになっていた。やっぱり継続は力なんだ。それに比べて私は、「やるぞ!」って始めたときの熱意がフェードアウトして、腹筋をやらないわけではないけど最近はふにゃっとしていた、と反省。

ミステリチャンネルで「シャーロック」第3シーズンの放送が始まった。待ってました!と見たけれど、このエピソード、見覚えがある。いつどうやって見たんだろう。


05/06/2015(水)

ダンス自主錬。ボディスキャニング15分。動き続けるのを45分。あと、振付のおさらい。三点倒立と自分の振付は、今日はパス。


05/05/2015(火)

夜、早稲田大学のどらま館に、平田オリザの「変身」のゲネプロを見に行った。以前はKAATの大きな舞台で見上げるようにして見たんだけど、どらま館は本当に小さな劇場で、すぐ目の前がアクティングエリア。アンドロイドの表情もすごくよく見えたし、お父さんのズボンのウェストが後ろのとこでサイズ出ししてあるのまで見えた。こんな近くでこの作品を見ることができるなんて、なんて贅沢な体験だ、と思った。


05/04/2015(月)

ほぼ一日寝ていた。


05/03/2015(日)

今夜10時からのNHK BSプレミアムのドラマ「トランジスタ・ラジオ」に出演してますよ、というのを、今朝になってやっと告知。

ほぼ一日寝ていた。


05/02/2015(土)

午前中、「例えば朝9時には誰がルーム51の角を曲がってくるかを知っていたとする」を観劇。この数日、フェスティバルをしている場所にはいたけれど稽古場の中であれこれしていてあまり外との接触がなかった。「朝9時」では知り合いが何人も観劇に来てるし、出演もしてるし、いろんな人に会えて気持ちが明るくなった。

歩く演劇と知らないでハイヒールで来てしまった友だちが困っていたので、発表会用に持ってきていた靴を貸してあげた。

池田の森ベーカリー(2年ぶりか?)のパンを買って、舞台芸術公園へ。1時集合で発表会の段取りを打ち合わせ、ラストの部分を仮にやってみる。私は参加しないので見ていた。

で、4時開場、4時半〜5時半発表。私は、茶畑の横に立って、いらっしゃいませ、ワークショップ発表会をやりますよ、出入り自由です、どちらにいらっしゃるんですか? あぁ、ベイルート(5時からの公演)はあちらです、などと、道行く人に話しかける。一応、自分自身が作品ですってことで、「題名『このワークショップ』 人体 衣類 メークアップ」と書いた紙を脇に置いて。このワークショップは、内と外、ということをいろいろとやってみるワークショップで、ということや、音楽の人や陶芸、映像、写真の人などいろんなことをしてる人が集まったんですというようなことや、機会があればそういったことも話した。たぶん、ワークショップの中と外とをつなぐ何かになりたかったんだと思います。


05/01/2015(金)

早起きしてインタビュー映像の続きを見る。テキストとしてぜひ使いたい言葉(たとえば、「足りないものは何ですか?」と聞かれた年配男性の答え「んー、足りないものっていうとそうですね。友だちが足りないね。こういろいろ楽しく話してる友だちってものは、できぬ…できないものだなって感じました。努力はしてるんですよ。スケアダンスとかあの社交ダンスとか、でカラオケとか行っておるんですが、やはりこの年齢になるとやはり心を打ち明けて話すっていう友だちが少ない、というのは、はい、不足してますね」)とか、非常に味わい深いディスコミュニケーションの様子とか、面白いものがたくさんあるんだけれど、これを、あと1日でフィクションのパフォーマンスにするのはむずかしい。気づくと、「私は、ワークショップでやった動きなどをしながら外の茶畑の脇に立っていて、通りかかる人にどんなワークショップだったのかの説明をします」というソロパフォーマンスのプレゼンシートをスケッチブックに日本語と英語で書いていた。

ワークショップ会場に着いて、インタビューチームで一緒にやるってことになっていた人に、ごめんなさい、私一人で別のことやりますと断り、その後の、グループごとの方針発表のときにもその旨みんなに発表して、「マチコは相変わらず自由だなぁ」と言われる。

インタビューを使うの面白そうだったんだけど、このスケジュールでこの会場では、ちょっと無理だと思ったんだ。

今日のワークショップでは、楽器演奏をやってみられたのが良かった。今までも楽器はいつも用意されていたんだけど、なかなか思い切ってやってみられなかったんです。ダンスや動きのことなら比較的すっと入っていけるけど、楽器とか歌とかは、私にはハードルが高い。その辺、人によって違うね。

後はグループごとに明日に向けて準備、ということになり、私は、ワークショップでやったこと全部が材料なので逆に今何か準備しなきゃいけないものってないので、この4日間にどういうことしたっけねというのをノートにまとめたり、何人かに今回参加した感想を聞いてまわったりしていた。

夜は、ダンス公演のゲネプロを見せてもらう予定だったんだけど、7時の開始に向けて6時45分に集合して待っていたら、開始が7時半になるとのアナウンスがあり、7時少し過ぎまでは待っていたんだけれど、「どうしたって最後までは見られない」「7時半といって7時半に始まらなかったらまたイライラしてしまう」など考えがネガティブな方向に行くので、ごめんなさい遅くなるので帰ります、と行って帰っちゃいました。

そうだ、きょうは、次のダンス稽古の連絡があったんだった。久しぶりだ。踊りたい!


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