つれづれなる日々

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2013年10月の日々


10/31/2013(木)

本日も、翻訳と課題。

なかしましほさんのモンブランのレシピに、やっと挑戦。うーん、あんまりうまく出来なかった。いろいろ自己流でしちゃったからな。フライパンで焼いたスポンジはぱさぱさしちゃったし、裏ごししなかったマロンクリームはしぼり出しのときにつまっちゃうし、ラム酒を省略したせいかあまりこくがなかった。というか、作ってみたかったから作ってみたわけだけど、作ってから考えてみたら、もともと私モンブランってあんまり好きなお菓子じゃないんだった。一応、気がすんだ。

「演劇1」「演劇2」の、昨年イメージフォーラムでの公開時に行ったトークが、DVDの特典映像になるので、私が出てる分を確認のために見る。1年前の自分の話すのを、他人みたいに面白く見た。想田さんや客席の雰囲気が良いからだと思うけれど、ずいぶんリラックスして調子にのってしゃべっている。良い映像にしていただきありがとうございます!と思う。それと、こないだ河村美雪さんのイベント「即興と科学《グッド・タイミング》」でしゃべったことと同じ内容が結構あったのに軽く驚いた。河村さんは、同じ質問でインタビューを繰り返していくと、何が変わらないかが見えてくる、というようなことを言っていたけれど、本当にそうなんだなぁ。


10/30/2013(水)

朝8時に寝て、11時過ぎ起床。図書館で、翻訳講座のオススメ図書を借り出す。

課題と仕事を今日もやる。一方は西部劇でもう一方は疾患の診断。ぜんぜん違うのがかえって良い。

オススメ図書の1冊「人は見た目が9割」を読み始める。なかなか面白いが、「こういう例があるのでこういうことが言える」というんではなく、「こうである。その証拠にこういう例がある」と、なんというか、自説に都合の良い例を出してきているような感じがして、途中から興味が薄れた。そのきっかけとなったのは、映画「ターミネーター」に関する記述の部分。アーノルド・シュワルツェネッガーのサングラスについて、旧式のターミネーターなので敵より能力が劣っている(→自分の能力を知られたくない)ということと関係づけているけれど、記憶だけを頼りに書くからまちがってるかもしれないけどシュワルツェネッガーが演じるターミネーターが旧式なのは「ターミネーター2」での話だし「ターミネーター」でサングラスをかけたのは顔面を負傷してメカがむき出しになったのを隠すためだったと思うのよね。


10/29/2013(火)

雨。仕事の打ち合わせで原宿へ。私とは等身の違う感じの可愛い人たちがたくさんいた。

夜は、映像翻訳講座の2日め。先週今週と話を聞いてきて、吹替翻訳って面白そう、という気になってきている。話し言葉でもあるし、私がやっている演劇の戯曲の翻訳と結構近い感じがする。

学校の課題と、別の翻訳の仕事を、夜中じゅうやって、朝になってお風呂に入って、これから寝ます。


10/28/2013(月)

きのうとおとといの池田扶美代さんのワークショップのことを考える。ワークショップの後、何人かの人と感想やなんかを話す機会があり、同じことをしたのに人によって受け止め方がずいぶん違うことに軽くショックを受けたことなんかを。懇切丁寧に説明するタイプのワークショップじゃないから、受講者自身の問題意識やモチベーションによって、持って帰るものが違っているんだと思う。ワークショップああだったねこうだったねとはなしたことには、実はワークショップのことよりもその人自身がよくあらわれているんだろうね。と思ってドキッとする。

Skypeで仕事の打ち合わせ。うまくやれるんだろうかこの仕事。不安と期待。

先週から始まった翻訳学校(生徒です)の勉強も進めなきゃいけないし、別の仕事もあるんだけれど、きょうはあまり進まず。ソウルから帰ってきた日から3日続けて忙しかったので、そんなに立て続けにがんばれないです。


10/27/2013(日)

アーキタンツでGAGAのクラスを久しぶりに受ける。昨日の池田扶美代ワークショップで一緒だった人がいて、少し話をする。GAGAのクラスに演劇の人が来るのはめずらしいと言っていた。演劇をやっている知り合いに勧めても興味を持ってくれないって。

その後、昨日に引き続き池田扶美代さんの初心者歓迎のワークショップ。


10/26/2013(土)

「無用の達人 山崎方代」(田澤拓也著)読了。文庫のカバーにも書かれている「一度だけ本当の恋がありまして南天の実が知っております」という歌を前に知って、どんな人が作ったんだろうという興味で読んだ。方代にとって短歌は自分の心情を吐露するためのものではなくて、芸術として優れた歌を作ることに腐心していた、ということがわかった。だからたぶん南天の歌も具体的現実的な体験を読んだものではないということよね。短歌(全般)の、作者の人生と直結している感じが今までなんとなく苦手だったので、山崎方代のような歌人もいることを知れたのは、良かった。


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