つれづれなる日々

2004年9月の日々

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09/30/2004(木)

明日から私は、帯広3泊を経てソウル3週間滞在、という長い旅に出る。それに持っていく物を、数日前から一箇所に集めておいてあったんだけど(段ボールを出しておいて、あぁ、これも持っていこう、あれも要るな、と思いつくたび投げ込んでおいた)、いよいよカバンに入れてみると、なかなか思い通りには詰められなくて、カバンをかえてみたり、荷物を減らしてみたり。

よしこれで後は出発ギリギリまで使っている物(歯ブラシとかパソコンとか)を出発ギリギリになって入れれば大丈夫、というところまで荷造りを終えて(というか、そう自分を納得させて)、夜は富士見まで『天の煙』の第一回通し稽古を見に行った。


09/29/2004(水)

仕事、一段落。夜、五反田団の稽古を見に行く。10月の五反田団の公演は、私はソウルに行っていて見ることができない。きょうが、唯一のチャンス。通し稽古を見て、鍋をごちそうになる。五反田団の鍋は、常に進化しているように思われる。セロリからいい出汁が出ていた。


09/28/2004(火)

歯医者。こないだ土台を詰めたところのエッジがちょっとガリガリしていてつい舌で触っちゃうので、「先生、なんだか、バリがあるというか……」と言ったらすぐにわかってくれて、削ってくださった。そしたらウソのように、もう全然気にならなくなった。たぶん他の歯医者さんに行っていた頃だったら、言わないで我慢しちゃっていたと思う。そういうもんだと思って。ほんと、この歯医者さんに出会ってよかったです。

以前抜歯した歯の隣がうまく磨けていなくて、このままではダメなので、歯ブラシちゃんとやってくださいと言われてしまった。最近は手を抜いていたつもりはなかったんだけど、手鏡で、ほら、ここ、ここのところが、と見せられて言われると、言い訳の余地もない。この歯までダメになったら大変なことになるのはわかるので、がんばって歯磨きをしようと決心。

新宿で用があり、友と会う。用がすんで、近くなので都庁の展望台に登ってみた。以前来たときは、フロアのまん中にセルフサービスのカウンターがあって、そこで頼んだコーヒーなんかをフロアのどこでも好きな場所に持っていって飲んだりできたと思うんだけど、きょう行ってみたらシステムがかわっていた。一角が仕切られて喫茶店になり、その他の部分は、修学旅行生を主な対象としているらしい東京土産などが展開されていた。昔のあのだだっ広い感じが、空間的な贅沢、という風情で好きだったので、残念。それとも、北と南と、展望台が二つあるから、そのちがいなんだろうか。


09/27/2004(月)

9月3日の日記に書いた、collaborateの件が、わかった! Collaborateではなくて、corroborateという単語だった。「裏付ける」を英語でなんというか、仕事で調べていて、判明。

これも仕事の調べ物で見つけたんだけど、熊本大学のホームページには、日本語(漢字)と英語以外に、「ひらがな」バージョンがある。「くまもとだいがくでは,たくさんのかたにほーむぺーじをみていただくために,「ひらがな」のぺーじをつくりました」とのこと。ひらがなと言っても、ひらがなだけでかいてあるぶぶんはすこしだけで、あとは、漢字(かんじ)の後(うし)ろに全部(ぜんぶ)(よ)み仮名(がな)が振(ふ)ってある。

夜、もうすぐフランスへ行く友の、いってらっしゃい会。。さよなら、元気で。また来年。


09/26/2004(日)

朝から用事で出掛ける。一旦帰ってきて夕方まで家で仕事。夜、日舞。またちょっと進んだ。やっぱ、振り付けを文章化しておくと、覚えやすい! またここで1カ月あいだが空いてしまうのが残念だが、旅公演だからしかたがない。


09/25/2004(土)

アゴラに、いいむろなおきマイムカンパニーの『アンバランス』を見に行く。初めて拝見するカンパニー。すごくおもしろい。すごくきれい。

ぱっと見た感じいいむろさんは、背もあまり高くなく、顔もふっくらした少年のような顔で、どちらかというと他の人たちのほうがマイムの人っぽい(とてもミーハーな感想です)。だけど、いいむろさんが動くと、あーこの人がこの舞台を支配しているんだ、ということが如実に感じられる。重力なんてないみたいに、椅子の上でたなびく手足。時間の流れ自体がゆっくりになったとしか思えない、なめらかなスローモーション。両手が2匹の海の生物になって、海水の中を泳いでいく様も、ほんとうに美しかった。工場で朦朧として働くおじさんの動きが、おじさんの動きのまま、マイケル・ジャクソンのビートイットにかわっていく鮮やかさには、圧倒された。

でも、ソロだけでなく、5人出演している作品も、面白かった。次回の公演も、ぜひ見たいです。

帰りに、10月の旅公演用に、新しい折り畳み傘や、消え物の小道具などを買った。そしてちょっと荷造りを始めてみた。


09/24/2004(金)

『ヤルタ会談』自主稽古。さすがにもうだいぶ公演数を重ねているので、間があいてもすぐ元の感覚に戻れる。そして、めざすぞ、まだまだこの先を!


09/23/2004(木)

美容室に行く。うるさくなってきていた前髪を切ってもらう。あと、痛んだ毛先をカットして全体的にもずいぶんボリュームダウン。

『マクベス巡査』を久しぶりに見る。第10回。ヘイミッシュのダメダメぶりをおもしろがって見ていたら、なんだかとんでもない悲劇的なエピソードになっていって驚いた。


09/22/2004(水)

こないだからやりたいと思っていた、帽子の製作にようやく着手。

黒のフェルトと、朱赤に黄色のコットンプリントで、リバーシブルに。この同じ型紙で帽子を作るのはこれで5個めなので、さすがにサクサクと作業が進む。最初は、裏と表をきっちり分けようと思っていたんだけど、つばの先っちょをしっかりと折り返さないで逆側の色がちょっと出る感じがおもしろく、そのままにした。こういうのは、布地の張りとか厚さとかによるみたいで、たまたまそうなったという感じ。怪我の功名というか。

『ソウルノート』稽古。舞台が東京からソウルに変更になり、それに伴う台詞変更というのが、「東京」→「ソウル」というような機械的な変更でないので、なかなか大変。


09/21/2004(火)

『ソウルノート』自主稽古と、ソウルに持っていく劇団の荷造り。


09/20/2004(月)

友から、八つ当たりしてごめんとメールをもらう。あらら、あれは八つ当たりだったのか、という感じで、少しびっくりした。でも、気持ちに余裕がないとき、自分とテンポのちがう友だちにいらついたり、逆に救われたりすることは、私自身もたしかにある。周りにいろんな人がいるって、いい。


09/19/2004(日)

日舞。先週休んでしまったので、今月2回め。『手習い子』は、新しい部分に進んだ! 2年ぶりくらいじゃないかしら。『祇園小唄』は、昔習ったおぼろげな記憶があるだけで、隣の人を見ながら、それでも相当あやふやなまま、踊ってしまった。あと、『黒田節』の復習。この振り付けも、『手習い子』のように文章にして書き残しておこう。って、飛び飛びとはいえもう何年も日舞を習っていながら、なぜいまになって……という気がしないでもないが、きょうという日は、私の残りの人生の一番最初の日。思いついたときに始めないとね。

そして、文章にするときに、歌詞もあるといいな、と思って探して、やっと見つけました、『手習い子』の歌詞の載っているページ


09/18/2004(土)

きのう見たAチームがおもしろかったので、Bチームもぜひ見たくなってきょうも桜美林大学に『夏の夜の夢』を見に行く。Bチームのほうが若干アクションが派手なような気がした。両チームぞれぞれのおもしろさがあった。ただ、初日のせいか、きのうのAもきょうのBも、台詞のとちりが多いのは、残念だった。

きょうは一人で行ったので、ちょっと人見知りが出て、終演後ぴゅーっと帰ってきてしまったけれど、別につまらなかったからとかじゃないので、出演している友とかが気にしないでくれるといいなぁ、とか、電車に乗ってからくよくよしてしまい、こんなことならしばらくロビーら辺にいて挨拶して帰ってくればよかったなーと少し後悔した。


09/17/2004(金)

桜美林大学に、OPAP『夏の夜の夢』を見に行く。劇場内に入った途端、舞台装置に圧倒される。高低差があって登退場口も多数ある舞台を、俳優たちが縦横無尽に動き、危なげがないのが見ていて気持ちよかった。

終演後、友人たちと飲む。家から近いので、気楽だった。


09/16/2004(木)

『人体の不思議展』を見に行った。「標本になった、人間の死体を見に行く」と、緊張気味で見に行った。はじめて見るプラストミック標本は、想像していたよりも、なんていうか、乾いていた。質感が、もっと生肉みたいかと思っていたんだけど、ジャーキーみたいだった。

医学、解剖学のためになり、学生さんたちが勉強する役に立つんだったら、死んだ後でこういう標本になってもいいけど、ここにある標本は、どういう役に立つ標本なのか、例えばあの身体中に金属の医療器具を取り付けられて展示されているのは何がわかるためなのか、そういう説明がされていないのが、不満だった。弓を引く人とか、跳躍する人とか、どうしてそういうポーズにさせてあるのか。なんの説明もなく、人々の好奇の視線を浴びて、もしかしたら生前の軸足とは逆の足で踏み切った形なんかをつけられちゃって(ただの妄想ですが)、そうやって跳躍の形で展示されて、各地を回るのは、私は、いやだな、と思った。

夜は、いえで、なべ。ビール、ウィスキーソーダ、ウォトカと飲んで、飲みすぎた。あたまがいたかった。


09/15/2004(水)

10月の『ヤルタ会談』帯広公演の荷造りのためアゴラに行く。行ったら、『ソウルノート』用の情宣の写真撮影をするよと言われ(演出のパク・カンジョンさんがいらしていた)、それにも参加。その後、『じゃぐちをひねればみずはでる』のゲネの打ち上げ準備を手伝った。具体的に言うと、餃子の皮を麺棒でのす役。


09/14/2004(火)

歯医者に行く。きょうは、土台を入れてもらった。歯茎が弱っているので歯ブラシをしっかり、してください、と言われた。最近あまり歯磨きに身を入れていなかったのは確か。喉元過ぎても熱さ忘れずに!(自分へのメッセージ)

通販で買った物が届く。18〜19世紀にアメリカで作られた布に関する本と、ラップパンツの型紙と、腕時計。時計は、指ぬき、ミシン、針刺しといったパッチワーク用品(のミニチュア)がチャラチャラとぶらさがった、チャームブレスレットタイプ。まぁ、ほぼ思ったとおりの品。型紙は、これだけのことに1000円以上も出したのか……という気がしないでもない(ものすごくシンプル)のだが、物じゃなくてそれを作り出した頭脳とか思想とかにお金を払うんだ、払うべきなんだ、というふうにも思った。


09/13/2004(月)

カニグズバーグの翻訳に関してホームページで書いたり、出版社の人に実際に会ったりしている人のことを、児童文学のメーリングリストで、知った。あの翻訳に不満を抱いているのは、私だけじゃなかったんだなぁ。

私は『ティーパーティーの謎』を読んだ後くらいにもうあきらめて、カニグズバーグは大好きだけどもう邦訳では読まないと決め、岩波の文庫にも全集にもまったく手を出さないが、こうやって闘っている人もいるのは、嬉しい気がした。その一方、なんだか私から遠い遠い出来事のようにも思える。


09/12/2004(日)

ひー! 相手からメールの返事が来ないから先に進めない、と思っていた仕事があったのだが、確認してみたら実は3日前に返事はすでに来ていたことが判明。「がんばって、質問に答えますね」というのを、質問を受け取ったよ、というお知らせだけのメールだと思っていたのだが、実はその本文の下の、その前に私が送ったメールがそのまま張り付いているんだと思った部分(---- Original Message ----で始まっていた)に、私の質問への回答が書き込まれていた!!! あわわわ。とりあえず初稿をソッコーで送り、数時間のちには改訂版も送ることができたけれど、アブナカッタ。

きのう買った下田治美著『精神科医なんかいらない』は、残念ながら、前書きが一番よかった。本文は、「書きたい内容」への思いが強いせいか、だんだん、「どのように書くか」「どのように伝えるか」ということへの配慮がなくなっていっていっているような印象を受けた。


09/11/2004(土)

明日図鑑『濡れた髪』を見た。低い声のこまかいニュアンス、見えない玄関のドアをだれがどのくらい乱暴に閉めたか、窓の外の雨、換気扇……といった「音」がとっても重要な要素になっている作品だと思った。それなのに、客席の空調の音がうるさくて、小さいかすかな音を聞くことができなかった。そのことが、とても残念だった。針が落ちても聞こえるような空間で、息を詰めるようにして、見たかった。


09/10/2004(金)

ここ数日、内田百間(ほんとは、間じゃなくて門の中が月)を読み返してみている。というか、たしかに昔読んだはずの本なんだけど、ほとんど内容を覚えていなかったり、断片は覚えていても作品から受ける感じが全然ちがったりして驚く。

秋月りす特集のマンガ雑誌を買う。『OL進化論』の課長さん(と、奥さん)と田中さんが主人公の刑事物(!)4コマ(!)マンガが、意外で、でもなかなかおもしろかった。


09/09/2004(木)

きのう1日出掛けて疲れたのもあるだろうけど、きょうはぼーっとして1日過ごした。テレビを見たり、本を読んだり、昼寝をしたり。

久しぶりに『ザ・プラクティス』を見る。第なんシーズンだろう。新しい人間関係がいっぱい。そして、エレノアがちょっとやせたように見えた。


09/08/2004(水)

あなざーわーくす『ギリシャ悲劇 MJ物語』を見に行く。平日マチネだからあまり混み合わないだろうと思ってきょうの昼にしたんだけど、夜より昼のほうが混んでいるそうで、なんだか申し訳ないことをしてしまった。

MJは、観客(参加席)と舞台が文字どおり一体になった、「観劇」というにはあまりに積極的なイベントだった。楽しかったです。そして、シミュレーションのときもすごいなーかっこいいなーと思ったダンスシーンがさらに切れがよくなっていて、見ていて気持ちがよかった。

その後、いえの人と『華氏911』を見に行った。プロパガンダと言う人は、自分たちも「ブッシュは正しい」というああいう映画を作ったらいいと思う。アメリカ兵が攻撃時に音楽を聞いているという話が、奇妙にリアルだった。

「情報は、求めている人の前に現れる」と英語の師匠が昔言っていたけれど、ほんとうにそうだと、きょうも思った。godeatgodという言葉を調べていて、でもマリリン・マンソンというアーティストに同名の曲があることくらいしかわからなかったんだけど、きょうdog eat dogという言葉に行き当たった。


09/07/2004(火)

翻訳の仕事が一段落。質問をまとめて作者に送る。答えが返ってくるまで一休みである。


09/06/2004(月)

きのう、おとといと外出が続いたので、きょうは家にこもって仕事。


09/05/2004(日)

演劇の公演を観に行って、受付の前に立った途端に、受付の人から、
「どちらの関係者の方ですか?」
と聞かれた。もし私が、チラシやホームページで興味を持って見に来た客であったとしたら、その時点で、観劇する気持ちがしゅーっとしぼんでいっただろうと思う。あれでは、あぁこの団体は一般客よりも関係者を主に相手にしているんだな、という印象を、与えると思う。

夜、五反田団のアトリエのプレプレオープンイベントに行った。オムトンのコンサートと、沖田修一監督の映画『鷹匠』。コンサートは、オムトンの3人もすばらしく、テルミンとの共演もすてきで、そしてさらに、微妙な雰囲気のMC、アーバン3が面白かった。字で書いてうまく伝わるかわからないけれど、「これは、なんという曲なんだい?」「○○○という曲さ」という感じの、翻訳調というかなんというか、すごく見慣れているけど耳で聞くとすごく不自然な会話を淡々と続けていく男3人。あのしゃべり口調は、見た人のあいだで、しばらく流行るんじゃないかと思う。


09/04/2004(土)

すごい久しぶりに日舞のお稽古に行く。きのうから復習をしていったかいがあり、「手習い子」のこれまで習った部分はほぼ覚えていたので、次回は先に進みましょう、ということになった。そのときどき、この日記に手順を文字で記録しておいたのが、役に立った!


09/03/2004(金)

ディスカバリーチャンネルの、法医学が真犯人を暴く番組を見ていたら、「だれだれの証言を裏付ける証拠」というときの「を裏付ける」にcollaborate withというフレーズを使っているみたいで、あれっと思った。そういう使い方もあるんだろうか。もうちょっと調べてみたい。

あと、同じ番組でjacuzziという言葉の訳語(日本語字幕)が「ジャクージ」となっていて、面白いなと思った。たしかに発音通りだけど、この言葉は従来日本語では「ジャグジー」と言われていたはずである。少し調べると、「日本で『ジャグジー』と呼べるのは『ジャクージバス』だけです。」とか、「当ホテルのジャグジーは、ジャグジーのトップブランド、カリフォルニア州のジャクージ社の製品をすべての部屋に設置しております。」というページが見つかり、どうも「ジャクージ」は商標、「ジャグジー」は一般名詞らしいとわかってきた。それにしても、わかったような、わからないような気分。


09/02/2004(木)

青年団リンク高山植物園『紛れて誰を言え』を見る。私が出演する次回公演『いつだって待っていた』(作・演出:高山さなえ)の仮チラシが挟み込まれていた。キャッチコピーに曰く、「この女たちは いったい なにをしようというのか」。キャストは女性4人。どんな作品になるのだろうか、楽しみである。

長谷さんの戯曲の書き方ワークショップは、きょうが最終回。各自が書いてきた台詞を一度グループ内でリーディングして、長谷さんから改善点などの指摘をもらい、リライトしたものを最終的に発表した。われわれ「梨」チームも、もう一つの「枇杷」チームも、とりあえず最後まで戯曲を書き終えることができた。このワークショップに参加して、戯曲執筆のおおまかな流れを一通り追ってみられたこと(といっても私は後半3回のみの参加だったので、最初のほうのことは後から記録を読んだり人に聞いたりして知った)、そして梨チームの、突拍子もない意見をぶつけ合う人々(私もその一人)に出会えたことが、収穫だった。


09/01/2004(水)

ラッシュ時の電車はいつもより時間がかかるからと、ちょっと早めに出たつもりが、30分も早く着いてしまい、思いがけずゆっくりと、パンを食べたり化粧をしたり。アゴラの事務所で通訳の仕事。昼前に終わり、帰宅。きのうもきょうも朝が早かったので、昼寝。

夜、ミステリチャンネルでHamish MacBethを見る。やっぱ、ロバート・カーライルは、『フル・モンティ』よりもこっちのほうがいいな。


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