年度内の予定

せめて今後の予定ぐらいは季節ごとにブログにアップしていきたいと思います。
以下、今年度内(2016年3月まで)に僕が照明プランをする予定の公演一覧です。

10、11、12月
日韓共同制作『颱風奇譚(たいふうきたん)』
原作:W.シェイクスピア『テンペスト』
作:ソン・ギウン 演出:多田淳之介
舞台美術:島次郎
韓国 安山アートセンター 10月16日(金)~17日(土) 
韓国 南山アートセンター 10月24日(土)~11月8日(日)
東京芸術劇場シアターイースト 11月26日(木)~29日(日)
キラリふじみ 12月4日(金)~6日(日)

1月
リクウズルーム『アマルガム手帖+』
作・演出:佐々木透
こまばアゴラ劇場 2016年1月8日(金)~13日(水)

2月
キラリふじみ・コンサートシリーズ『うた』
音楽監督・作曲・ピアノ:矢野誠
富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ 2016年2月28日(日)

3月
東京デスロック『Peace (at any cost?)』
inspired from 『アカルナイの人々』アリストパネス著
演出:多田淳之介
ドラマトゥルク:中田博士
青森公演 渡辺源四郎商店しんまち本店二階稽古場 2016年3月12日(土)~13日(日)
埼玉公演 富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ 2016年3月25日(金)~27日(日)

いずれも、僕自身が本番オペレーションをする予定です。
よろしくお願いします。



カテゴリー: 日記・近況


夏以降の予定

ブログをぜんぜん更新できず、申し訳ありません。
夏以降、いくつか照明プランの予定がありますのでお知らせします。

8月
東京デスロック 新作『Peace (at any cost?)』
http://deathlock.specters.net/index.php?e=67
inspired from 『アカルナイの人々』アリストパネス著
演出:多田淳之介
ドラマトゥルク:中田博士
京都公演 アトリエ劇研 8月21日(金)~23日(日)
香川公演 四国学院大学ノトススタジオ 8月29日(土)、30日(日)

9月
三条会『熱帯樹』
http://www.sanjoukai.jp/
作:三島由紀夫
演出:関美能留
下北沢 ザ・スズナリ 9月24日(木)~27日(日)

9月(照明プランではありませんが、)
北とぴあ演劇祭照明講座
http://www.hokutopiaengekisai.com/2015/workshop/lighting
北とぴあ(東京都北区)ペガサスホール 9月28日(月)、29日(火)

10、11、12月
日韓共同制作『颱風奇譚(たいふうきたん)』
http://www.kirari-fujimi.com/program/view/458
原作:W.シェイクスピア『テンペスト』
作:ソン・ギウン 演出:多田淳之介
舞台美術:島次郎
韓国 安山アートセンター 10月16日(金)~17日(土) 
韓国 南山アートセンター 10月24日(土)~11月8日(日)
東京芸術劇場シアターイースト 11月26日(木)~29日(日)
キラリふじみ 12月4日(金)~6日(日)

いずれも、僕自身が本番オペレーションをしますので、毎日現場におります。
よろしくお願いします。

カテゴリー: 日記・近況


年内の予定

すっかりブログの更新を怠ってしまってすみません。
10月、11月にいくつか照明プランをしますので、ご案内いたします。

10月10、11日 『劇励』 in 仙台
http://ameblo.jp/okimochi/entry-11918307228.html
高山広一人芝居
作・演出・出演:高山広
仙台市市民活動サポートセンター 市民活動シアター

10月22~26日 『奴婢訓』
http://www.kirari-fujimi.com/program/view/427
キラリふじみレパートリー新作
作:寺山修司
演出:多田淳之介
富士見市民文化会館キラリふじみ メインホール

11月22~30日 『가모메 カルメギ』
http://deathlock.specters.net/index.php?e=61
Doosan Art Center Produce 東京デスロック+第12言語演劇スタジオ
原作: アントン・チェーホフ「かもめ」
脚本・演出協力:ソン・ギウン
翻訳:石川樹里
ドラマトゥルク:イ・ホンイ
演出:多田淳之介
北九州公演 11月22~23日 北九州芸術劇場 小劇場
横浜公演 11月27~30日 KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオ

いずれも、僕自身が本番オペレーションをしますので、毎日現場におります。
よろしくお願いします。


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『三条会のゼチュアンのぜんにん(善人)』

三条会『ゼチュアンのぜんにん(善人)』の照明図面(現場修正を書き加えた最終版)。
今回は比較的オーソドックスなプランと言えると思います。というのも、ラストシーンだけは立ち位置がはっきりしていたのでラスト関係はネライものを作りましたが、全体的には、「舞台面のどこで何が行なわれても対応できる」というスタイル=「現場処理型プラン」にする必要があったためです。
現場に入るまで(あるいはその直前まで)、立ち位置やアクティングエリアがよくわからない、という状況は、演劇ではちょっと珍しいかも知れませんが、発表会等の仕事などではよくあることであり、絶対数でいうとそちらのほうが多いんではないかと思います。つまりそのような、「どこで何が行なわれてもある程度対応できるような照明」というのは、実は需要としてはかなり多く、それこそが「オーソドックス」と言うべきものだと、僕は考えています。


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高校教諭が 「息子の入学式に出席のため」勤務校の入学式を欠席した件

高校教諭が、自分の息子の入学式に出席するために、同日の勤務校の入学式を欠席したということがあったそうである。それが許されるかどうか、ネット上でも意見が別れているそうだ。

「どっちもどっち」だと僕は思う。なんでそんな簡単に「許されない」「許される」と言い切れるのか、僕にはまったく理解できない。

普通に考えれば「この教諭ちょっと常識を欠いてるかな」という感じは、確かに僕もする。しかしたとえば、その教諭とその息子さんが、これまで大変な苦労(たとえば大きな病気とか)を乗り越えて、やっとの思いでついに今回高校に入学できたんだとしたらどうだろう。それは普通の人には普通のことかも知れないけど、その教諭と息子にとっては、何物にも代えがたい大切な入学式だったのかも知れない。仮にそうだとしたら、僕はその教諭を責める気にはなれない。

要するに、当事者じゃなければ「よくわからない」わけで、外部がとやかく言い過ぎるのはどうかと思うのである。ましてや、その教諭の行動を前例(「良い例」にしろ「悪い例」にしろ)にしたりするのは、もっと愚かだと思う。その教諭にはそれなりの事情があったのかも知れないじゃないか(なかったのかもしれないけど)。

大人なんだから、自分で考えて自分が正しいと思うことをすればいい。その教諭は勤務校の入学式を欠席しても良いと思ったから欠席した。でも、だからといって、世の中の先生みんながみんな、勝手な理由で入学式を欠席して良いということにはならない(悪いということにもならないけど)。それでいいじゃないか。十分な情報も無く、外部の人間が他人の行動や発言を無責任に批判することのほうが、よっぽど子供たちの教育にとって害があると僕は思う。

世の中には色々な人がいるっていうことを受け入れ、そして、そういう色々な人と(多少不愉快でも)仲良くやっていく、それが大人というものでしょう。物事を何でも単純化して一般化しようとする、自分と仲良くなれそうにない人間を排除しようとする、そういう子供じみた「時代の空気」みたいなもののほうが、僕にはよっぽど危なく見える。


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